10月29日(水)の『異文化間コミュニケーション』(ジャブコ・ユリア准教授担当)の授業で、松平翔氏(外務省通訳担当官・語学指導官)を特別ゲストにお迎えし、「外交官から見た国際関係と外国語通訳の役割」についてご講演をいただきました。
ウクライナ語・英語の通訳として第一線で活躍中の松平氏のお話は、「現代英語」の役割を感じさせる大変興味深いものでした。講演の中では、トップレベルの国際会談で使われる同時通訳・逐次通訳・ウィスパリングなどの通訳のメソッド、外国語通訳に必要な能力、欠かせないメモ取りのテクニックなどをお話しいただきました。現場で求められるプロフェッショナルとしての姿勢や準備の重要性に触れることで、学生たちは通訳という仕事の奥深さを実感することができたようです。リアルな外交の世界に触れ、言葉が国際関係を支える力を実感する、刺激的な授業となりました。また、通訳としての訓練(英語の勉強方法)は、学生にとって有意義なものでした。


