Student’s Voice
佐川 仁美 さん
文化交流学科 4年
茨城県立 水戸第二高校 出身
現地で現物を見る大切さを 民俗学の現地調査で実感
2年次になって清水先生に誘っていただいた、ユネスコ無形文化遺産に登録された祭りの現地調査。山車の引き手に外国人が交じっている様子を不思議に感じた私は、当人たちにインタビューし、その結果を民俗学のシンポジウムで発表しました。3・4年次では、調査する祭りの数を増やし、先生の現地調査に同行。その経験を重ねるなかで実感した、現地で現物を見ることの大切さを、卒業後は地域のまちづくりに生かしていきたいです。
Advice from my teacher...
学びたかったという民俗学を 学びたいように学んでいた
現地調査の成果に考察を加えたレポートが、佐川さんは1年次の「地域貢献演習」の時から秀でていました。2年次から3・4年次と私の研究補助員に加えたのも、民俗学に向かう姿勢がすでにできていたからです。独自の調査結果は、シンポジウムで発表してもらいました。私のゼミに加わってからは現地調査の手法も洗練されました。卒業後は就職するでしょうが、いつでも研究の世界に戻ってきてほしい学生です。