茨城キリスト教大学

教員インタビュー

心理福祉学科教員 藤島 稔弘

実習を実りあるものにするコツは、主体的に動いてみることです。

人の心とその環境から、対象者の困難や悩みにアプローチするのが心理福祉学科であり、その両面からのアプローチを学ぶことで、さまざまな現象を多面的にとらえられるようになる点が、当学科の魅力だと思います。担当のひとつ「心理福祉実習指導」は、実習の事前・事後指導を行う科目です。アクティブ・ラーニングを活用した取り組みを行っており、学生同士のディスカッションやロールプレイなどを中心としたプログラムを作成しています。誰も最初からうまくいくことはありませんが、不安や失敗を一度吐き出してみると、課題が明確になり、安心して次に向かえるようになります。心理と福祉の学びは人の生活に密接に関わっているので、どんな職業であっても、発想次第でいくらでも生かすことが可能です。苦手分野がある人でも、ステップを踏んで向上していけるよう留意していますので、安心して入学してきてください。

受験生へのメッセージ

知識や技術は学びっぱなしにするのではなく、実際に使ってみる機会に挑戦することをおすすめします。習ったことをただ「並べる」のではなく、「実践」し「積み上げていく」ことで、実力も高まっていきます。学内には実習や実験、演習、卒業論文など機会が多くありますし、学外でもさまざまなボランティアなどが体験できますので、積極的に行動してみてください。興味・関心のある分野で学んだことを活用しながら、社会に貢献でき、新たな取り組みに挑戦できる人材に育っていってくれることを願っています。