茨城キリスト教大学

教員インタビュー

食物健康科学科教員 大貫 和恵

自分でやってみることで「驚き」や「気づき」が実感できます。

「食品加工学実習」では、化学的・物理的な観点から、身近な食品について学びます。例えば、うどんは、塩の入れ方で食感がまったく異なってきます。塩により小麦粉の成分が変性し、粘弾性が増したコシの強い食感に変わるのです。実際に作って試食してみると違いに驚く学生も多く、みな楽しみながら学んでいます。また「応用栄養学実習」では、自分たちで考えた献立を他班の学生に食べてもらって評価し合うため、多くの発見があります。私の授業では、出席票の裏に疑問点や気になることを書いてもらい、次の授業で回答をフィードバックするなど、学生のさまざまな視点から得た「気づき」をみんなで共有し、知識や課題発見力、コミュニケーション力を向上させています。先生と学生の距離が近い、アットホームな雰囲気も魅力の学科です。

受験生へのメッセージ

一度きりの人生です。後悔するくらいなら、どんなに高い壁であっても最後まであきらめず「絶対に乗り越えてみせる!」という心構えで、積極的にチャレンジしてほしいもの。私もかつて水泳で培った経験が、大きな財産となりました。みなさんもいろいろなことに興味・関心を持ち、多くの経験を積んで、これからの人生の糧にしてほしいです。また、私の授業では、講義中に一度は笑ってもらえるネタを準備していますので、ぜひ楽しみに臨んでください。