学校法人茨城キリスト教学園

こども園の子どもたち
ドキドキ!「看護師のお仕事体験」

大学附属認定こども園の子どもたちが、看護学部を訪ね「看護師のお仕事体験プログラム」に参加しました。

「看護師のお仕事」体験に子どもたちは興味津々!

3月、大学附属認定こども園のせいじ園とみらい園の年長組の子どもたち79名が、2日間に分けて学園キャンパスの奥にある大学8号館を訪れました。


興味津々で実習室に入る子どもたち


大学8号館は、海からの風が心地よいさわやかな施設で、主に看護学部が利用。
中には、本学最大規模の300名以上を収容できる大講義室や、臨場感ある実践的な設備やトレーニングルームがあります。

子どもたちは興味津々な様子で実習室に入ると、まず看護学部の学生が作ってくれた紙芝居「りんごのたび」を鑑賞し、自分たちが食べたものが身体の中でどのように消化され栄養になるのか、分かり易く教えてもらいました。楽しそうな子どもたち。 
紙芝居はカラフルで学生の工夫がたくさん見られました。
子どもたちは紙芝居に夢中!

また、実際の消化管の長さを、ひもを使って見せてもらいました。 体の中にこんなに長いものが入っているなんてびっくり!

次は子どもたちも楽しみにしていた体験コーナーです。学生と一緒に、本物の聴診器を使って、自分のおなかや心臓の音を聴きます。どうかな?ちゃんと聞こえたかな??

やさしく学生が接してくれていました。

本物の赤ちゃんそっくりな人形を使って、抱っこ体験。

赤ちゃんそっくりな人形にちょっぴり緊張気味の園児たち…。
中には自然に赤ちゃん人形を抱っこしている子もいましたが…どうやら弟や妹がいる子たちのようですね。

赤ちゃんのだっこにドキドキ!

なんと!おむつ交換にも挑戦しました。

大学の先生や学生が丁寧に教えてくれて、上手に交換できました。

おむつって、こうやって替えるんだ。

子どもたちは、みんな楽しみながらも大学の先生や学生の説明にはまっすぐなまなざしで聞いていました。

今回の「看護師のお仕事体験プログラム」は、大学にも、こども園にとっても、初めての試みでした

そもそも、こども園において看護学部3年生の「小児看護学」の実習生を受け入れていることから、大学との連携教育ができないかという話になったのがきっかけで小児看護学領域担当の白木先生(看護学部 教授)を中心にプログラムが実現しました。

子どもたちはもちろんのこと、学生や大学の先生方にもとても素晴らしい体験になったようです。

白木先生と子どもたち
プログラムの参加記念に学生が作ったカードをもらって帰る子どもたち

小さな子どもたちへの健康教育やふれあいの時間は、学生たちにも貴重な学びの場になったようです。
真剣に話を聞いてくれて素直に反応してくれる子どもたちに学生は元気をもらいました。
 
なんといっても、子どもたちから「楽しかった」「また来たい」「看護師さんになる!」そんな嬉しい声が聞かれ、準備した学生や大学の先生たちも大喜び。

極めて有意義なプログラムとして、来年度以降も小さな看護師さんたちの冒険は続きそうです。
 



看護学部の先生方と学生のみなさん。ありがとうございました!