学校法人茨城キリスト教学園

高校新4号館の竣工式が行われました。

3月30日(水)、高校新 4 号館の竣工式が、1階多目的ホール(仮称)で執り行われました。

設計・施工を担当する株式会社竹中工務店と学園関係者が出席し、ともに新校舎の竣工を祝いました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策で出席者は最少人数に限っての開催となりました。



竣工した高校新4号館

開会前には、今回の新校舎建築にあたり絵画作品を寄贈してくださった、本高校OBでもある村田亮さまに感謝状の授与と新校舎案内をさせていただきました。

詳細はヴォス校長のブログ3月号をご覧ください。


司会進行を務めた野口学園チャプレンは、 聖書の一節を引用しながら

コロナ禍の中でも、工事がほぼ予定通りに守られ、素晴らしい新校舎が与えられた。高校新4号館という器を設計施工、並びに、様々な工事の実務に携わって下さった皆様への感謝で満たすことで、究極的には、この恵みを下さった神への感謝、恵みへの応答になるのではないだろうか。
と式辞を述べました。

また、閉式後にはランドル.W.ヴォス校長が竹中工務店および参加者に向けて感謝の言葉を述べました。

施工主である竹中工務店さまには、最初のコンペの時から心を奪われた。学園を体現する「海に、森に、つながる校舎」と、最近、高校教育の中で重要性を増している「探究学習」を推進できるようなホールの建設を叶えてくれると確信した。

竹中工務店側から見れば注文の多いクライアントだったと思うが、「こんな教育を展開していきたい」という私たちの想いに、いつも本気で耳を傾けてくれて、可能な限り私たちの意見を取り入れていただいた。そんな、月一回の竹中工務店さまとの建築委員会の場はとても楽しみだった。
予算が際限なくあれば、いくらでもいい建物が造れる。しかし、予算やその他さまざまな制限がある今回の新校舎建設にあたり、これだけ理想が反映されたものが出来上がったのは、スキルだけではない、“心”で造ったものであるからだと思っている。

今回の会場である多目的ホール(仮称)に入ると、最上段壁面の“11人の学園創設者たち”が目に入ると思う。この絵を見るたびに、生徒・教職員が、学園のこれまでとこれからのビジョンに想いを馳せてほしい。

私の尊敬するスティーブ・ジョブズの考え方に“シンプルで美しい -simple , yet elegant- ”というものがある。
この高校新4号館も、形が非常にシンプルで、しかしきめ細かい配慮(勉強がしやすい、過ごしやすい)がされている校舎だと思っている。
竹中工務店さまには、引き続きこの校舎で過ごす中で成長していく本高校の様子を見守っていていただきたい。


新校舎は4階建て。新しい学びの場を生み出すその情報・詳細については随時ホームページ等でご紹介させていただきますので、今後ぜひチェックをお願いします。

多目的ホール最上段壁面の“11人の学園創設者たち”を眺める参加者



閉式後、感謝の言葉を述べるランドル.W.ヴォス校長



本高校OB村田亮さまのご尊父である、茨城県北ゆかりの日本画家・村田猛氏の絵画とともに記念撮影をする村田亮・和子ご夫妻(左)、笹尾理事長(右)