学校法人茨城キリスト教学園

学園の桜(ソメイヨシノ)が満開になりました。

2023年の開花は全国的に早いようで、学園の桜も満開になりました。

日立市では2021年の次に早く開花が始まり、今年は3月28日には満開でした。
卒業の時はつぼみで、入学時には葉桜になってしまい、ちょっと物足りない感じになってしまいそう…。
しかも雨が連日続いていたので、桜が散ってしまうのではないかとヒヤヒヤしましたが、ちょうど3月28日は曇りから晴れになり、ここぞとばかりに学園内の桜と様々な植物を撮影してきました。
今日は皆さんの心の潤いになれば…と、そんな学園内の桜を紹介します。


中高体育館前には大きな桜の木があります。
昨年は2本あり夏ごろに1本倒木によりいなくなってしまいましたが、単独で傾斜をなぞるように大きく咲いています。

中高の入口には新入生を歓迎するかのように大きな桜が何本も並木のように並んでいます。

皆さんは白い桜とピンク色の桜の違いがわかりますか?
葉が混ざっているのでそこで区別ができるかもしれませんが中央だけ白い桜で開花も早く、もう葉桜になりつつありました。

下の写真の右上下2枚はアップで花の色を比較したものです。
花だけ見ると難しいかもしれませんが、下の方はつぼみまで白いですよね?
こうして並木になっていると、色差もわかりにくいかもしれません。

中学校高等学校の入口、小さい花壇にはパンジーや様々な植物が植えられていました。左上は中高正面玄関から入口を見た並木です。

気温で濃さが変わる…!?

ちなみにこのピンク色はアントシアニンという色素で、抗酸化作用やポリフェノールを含んでいることでも有名です。

アントシアニンと桜の木は面白い反応をするといわれています。
諸説ありますが、桜の木のアントシアニンは気温が低くなると分解されにくくなり、気温が高いとすぐに分解されてしまうため、気温の低い地域でゆっくり開花する桜は色が濃い目に、気温が高い地域にで急速に開花する桜は色が薄くなったりします。同じソメイヨシノなのに面白いですよね。

キアラ館前にも大きく枝を広げた桜の木があります。

幹の太さを感じてもらえれば…と思って幹をメインに撮ってみました。
花も枝も、カメラに収まらないほど高さも幅もある桜の巨木で、スマホのカメラなどの広角レンズで引いた状態だと、ギリギリカメラに収まります。
ちょうどお昼時で陰ることもなく、悠々と咲いている様子がとても見事です。

また、キアラ館の向かいには6号館を挟むように大きな2本の桜があります。

こちらの桜も幹がとても太く、枝も広がっています。
ただ、悲しいことに古木になり危険なため、桜の下に入ることはできません…。

せめてもと、枝の先から桜と同じ空を見上げることにしました。

学園ではこれから満開になる桜もあります。

シオン館とキアラ館の間にはソメイヨシノのあと、八重桜が咲き始めます。
同じ場所に、1本だけ枝垂桜もあるんです。

左が八重桜のつぼみ、右が若干開花し始めた枝垂桜です。

新社会人、新入生の皆さんへ

The Lord will protect you from all evil;
He will keep your soul.
The Lord will guard your going out and your coming in
From this time forth and forever.
(Psalm121:7-8)

主がすべての災いを遠ざけて あなたを見守り あなたの魂を見守ってくださるように。
あなたの出で立つのも帰るのも 主が見守ってくださるように。
今も、そしてとこしえに。 (詩編121,7~8 新共同訳)

初めて仕事や学校に入る方 、新しい門出になる方、皆さんにとって、素敵な春になりますように。


学園を彩る花々

桜を撮影していたところ、様々な植物もありました。 写真とともに紹介します。

八重椿[左]・ドウダンツツジ[中央上]・ラッパスイセン白[中央]・ユキヤナギ[右上]・ミモザ[右下]と、ヤマザクラやソメイヨシノでほんのりピンク色に染まっている風神山[中央下]です。