学校法人茨城キリスト教学園

ヴォス校長の探究活動
📷9月📷

中高校長 ランドル.W.ヴォスによる
新校舎ブログ[9月度]

中高校長のランドル.W.ヴォスです。
県や国のコロナ対策方針にのっとり、教職員・生徒一丸となってイレギュラー日々を過ごす今日この頃です。

県による「授業はリモート、部活動は対面OK」という指示に従う一部の運動部の生徒は、部活動の時間を確保するために、朝から登校して“学校でリモート授業”をしているんです。朝のホームルームを外のベンチに座りタブレット越しに参加している姿は、なんとも不思議な光景です。10月からは念願の対面授業に戻りますので、今からとても楽しみですね。

さて、ある程度の土台ができた新校舎は、一気に工事が進んでおります。
序盤の掘削作業(下のリンクから飛べます!)はシオンの森に近い、階段教室中2階より上層階から作業されていたのに対し、今月からの作業は階段教室より中1階付近から上に上がっていく形で進行しているようです。

ランドル.W.ヴォス校長の高校新校舎ブログ・5月

工事の速さを、コンクリート柱を例に挙げてみます。鉄骨に鉄筋を張り巡らせ、鉄筋の手前にコンクリートを流し込むための枠が建ち、型枠の外から生コンが流し込まれるのですが、このスピードがとてつもなく速いです。ほんの数日でポコポコと何本も枠が組まれました。

9月8日→22日の2週間であっという間にコンクリート柱が出現しました!

ちなみに私はいつも黄色の丸の位置(渡り廊下)から撮影をしているのですが、どんどん棟が上がってきて撮影も困難になってきた様子がうかがえるかと思います。工事の進捗に併せて、私も新たな撮影場所を探しながら完成まで見守っていきます。


また、私が興味深く見ているのが“配管ピット”です。

建築用語でいうピットは、地下に設けた配管などを通すための空間を指します。ピットをつくることで、配管の維持管理が容易になるというメリットがあります。
給水管、給湯管、排水管、通気管…と衛生配管にもたくさんの種類があります。それぞれの配管のレベルを確認して、平面図面と現地を照らし合わせながら、管と管がぶつからないように配管しているんですね。
どの配管用の穴なのか、そもそもこの管は何の管なのか…想像を膨らませながら毎日観察しています。

月末には階段教室中1階より下層部分はほぼコンクリートの流し込みが完了しました。様々なものの全貌が見えてきています。

そして徐々に中2階より上のフロアでも同様の作業が行われ始めています。

ちなみに、黄色で囲んだのは、更衣室とトイレのドアです。新校舎では、週末の部活動を実施する生徒に合わせて、内からでも外からでも更衣室・トイレに入れるような構造にしています(今までグラウンド付近に更衣室やトイレはありませんでした)。土日は校舎側の扉は施錠し、外側の扉だけ利用する…といった活用方法となります。

今回も盛りだくさんなレポートになりました。

それではまた次回。