はじめに
図書館は出会いです。一冊の本が一人の人間に出会うところです。一人の人間が一冊の本に出会うところです。
図書館は癒しです。ひどく落ち込んでふさいでしまったあなたの心を、静かに優しく開いてくれる一冊の本が、そっとあなたに開かれるのを待っています。
図書館は励ましです。心折れてぽしゃってしまった君の勇気を、再び奮い立たせてくれる一冊の本が、きっと君の手に取ってもらえるのを待っています。
図書館は誘惑です。はじけんばかりにふくらんで、ひりひりと震えているあなたの好奇心に、触れれば必ず感応する本が、たくさん並んで待っています。
そして何よりも、図書館は解決です。この世で生きることの問題に、あらゆる角度から考えるヒントを投げかけてくるいろいろな本が、あなたたちと出会うのを待っています。
つまり、この世界はどのように成り立っているのかという問いと、私たち人間はどこから来てどこへ行くのかという問いとの間に無数にある、ささやかな疑問から大問題まで、それぞれに応じてその解決の手がかりを秘めた本たちが、君たちを待っています。
茨城キリスト教学園中学校高等学校図書館
高校図書委員会「第9回高校生直木賞」5年連続出場
日 時 2022年5月22日(日)13:30~17:30
会 場 茨城キリスト教学園中学校高等学校 国際教育館1階 オーストラリア教室
後 援 文部科学省
文藝春秋本社で毎年開催される「高校生直木賞」は、新型コロナウイルス感染症対策のため、オンラインによる実施となりました。今年の代表作を決める選考会では、全国から集う高校生と白熱した議論を交わし、文学作品の意義や価値について学ぶことができました。
第1回「大学入学共通テスト説明会」
日時 2022年5月12日(木)5~6限目
会場 茨城キリスト教学園ローガン・ファックス記念講堂
内容 (1)高校3学年主任訓話
(2)共通テストについて / 高校進路指導部長
(3)各教科から共通テスト受験のポイント
①英語 ②数学 ③国語 ④地歴公民 ⑤理科
(4)「小論文ハンドブック」について / 中高図書館部長
前半は共通テストについて、制度や利用法、どのようなメリットがあるかの説明と、後半は各教科の先生方に特長や留意点をお話いただき、最後に本校作成の「小論文ハンドブック」(進路指導部・学習指導部・図書館部)の説明を、図書館部長からいただきました。(高校進路指導部長)
新入生図書館オリエンテーション
期間 2022年4月18日(月)~4月23日(土)
場所 茨城キリスト教学園中学校高等学校図書館
対象 中学1学年「国語」、高校1学年「現国」
本校では毎年4月、新入生を対象とした図書館オリエンテーションを、国語科の授業で実施しています。司書教諭より「世界の図書館紹介」「図書館学:日本十進分類法(NDC)」「学校図書館法」「大学入試小論文対策」等の指導を受ける他に、伝統的な読書指導のひとつである国語科推薦図書「シオンの100冊」の貸出まで体験し、図書館活用法について学びます。中高生の学習を支える充実した学校図書館を、これから大いに活用してください。
新潮社HP「ワタシの一行教育プロジェクト」紹介
「心に跡を残した一行をひろいあげ、その一行について誰かと語り合う。
新しい本の楽しみを、新しい読書文化を届けたい、そんな思いから
新潮文庫は『ワタシの一行』をスタートします」 (新潮社HPより一部抜粋)
創立明治29年の老舗出版社・新潮社が主催する本企画に、図書委員会が取り組み始めたのは2014年4月。図書委員全員が「シオンの100冊」(国語科推薦図書)からとっておきの一冊を選び、「ワタシの一行ノート」を作成します。これらは館内に展示したり、図書館ブログ等で発表して利用をひろく呼びかけてきました。また、「ワタシの一行教育プロジェクト」校内表彰を年2回開催しています。
新潮社HP「ワタシの一行教育プロジェクト」より
→ [取り組み事例]茨城キリスト教学園中学校高等学校(茨城県)
茨城県読書推進運動協議会長 感謝状「団体部門」受賞
事に意欲的に参加し、自主性や社会性を養うと同時に、本を介してのさまざまな友達と出会いを大切にしていって下さい。