茨城キリスト教学園中学校高等学校

図書館

中学 高校 2021.11.25

はじめに

 図書館は出会いです。一冊の本が一人の人間に出会うところです。一人の人間が一冊の本に出会うところです。

 図書館は癒しです。ひどく落ち込んでふさいでしまったあなたの心を、静かに優しく開いてくれる一冊の本が、そっとあなたに開かれるのを待っています。

 図書館は励ましです。心折れてぽしゃってしまった君の勇気を、再び奮い立たせてくれる一冊の本が、きっと君の手に取ってもらえるのを待っています。

 図書館は誘惑です。はじけんばかりにふくらんで、ひりひりと震えているあなたの好奇心に、触れれば必ず感応する本が、たくさん並んで待っています。

 そして何よりも、図書館は解決です。この世で生きることの問題に、あらゆる角度から考えるヒントを投げかけてくるいろいろな本が、あなたたちと出会うのを待っています。

 つまり、この世界はどのように成り立っているのかという問いと、私たち人間はどこから来てどこへ行くのかという問いとの間に無数にある、ささやかな疑問から大問題まで、それぞれに応じてその解決の手がかりを秘めた本たちが、君たちを待っています。

茨城キリスト教学園中学校高等学校図書館


図書委員会「TRCブックキャラバン」

日時 2021年11月22日(月)10:00~13:25
場所 高校2号館1階 図書館前廊下
主催 TRC図書館流通センター
参加 図書委員会他

 全国の学校図書館を対象に、蔵書にふさわしい新刊書を手に取って選書する「ブックキャラバン」が、図書館前で開催されました。本好きな中高生が多数参加し、洋書を含む約100冊もの貴重書を皆で選ぶことができました。

「……学校図書館をよくする答えは以前から出ている。まずは蔵書を充実させること。必要に応じて情報の古い図書を除籍しながら、最新情報が掲載された図書に適宜入れ替える」(TRC図書館流通センターHPより一部抜粋)

高校3学年「日本旅行による講演会」

日時 20211026日(火)17:00~18:20
会場 茨城キリスト教学園中学校高等学校 図書館
参加 国際交流、SDGs等に興味がある高校3学年希望者
講師 塚田加奈子先生(日本旅行水戸支店営業2課教育旅行ご担当)

事後課題より一部抜粋

・この度は、このような講演会を開いてくださり、ありがとうございました。私は将来、たくさんの人を笑顔にする職に就きたいと考えています。その想いがあるなか、塚田先生のご講演を聴き、お客様とワクワク・ドキドキを楽しめる旅行業界に、より魅力を感じました。旅行業界に携わることが出来るように、先ずは何でも思いっきりチャレンジすることから始めようと思います。そして、今まで出会った全ての人に感謝を忘れず、これからの出会いを大切にしていきたいです。
・素敵なご講演をありがとうございます。海外へ足を運び、異文化を体感することは、とても大切だと学びました。また、旅行業界に興味が湧き、将来の夢に近づくヒントをいただけました。
・私は将来、国際系の仕事に就きたいと考えています。その中で「日本のように恵まれていることを、当たり前だと思ってはいけない」という言葉が心に残りました。塚田先生が体験した海外エピソードを聴き、更に視野を広げて世界に目を向けようと思いました。お忙しいところ、本当にありがとうございました。
大学進学後、私も様々な国へ行き、視野を広げていきたいです。旅行会社がこれほど幅広い業務を担っていることに驚きました。一生に一度の旅行に携わることができ、人との出会いが多いことに大変興味をもちました。塚田先生、ありがとうございました。
・茨城での活性化を目指して日々勉強している私ですが、日本旅行水戸支店におけるSDGsの取り組みから茨城の魅力をより詳しく学び、新たな発見をすることができました。塚田先生のご講演を聴いて、お客様のために楽しいプログラムを開催してみたいと思いました。これからは、国際的な視点からも茨城を見つめていきたいです。ありがとうございました。

出版紹介『司書教諭による情報メディア活用』 / 本校図書館掲載

 教員免許を取得する大学生を対象に、司書教諭講習科目「学校図書館メディア活用」の趣旨と内容に基づいた、司書教諭養成のためのテキストが刊行されました。「第3章 学校図書館と情報技術革新」に於いて、本校図書館(86頁)を紹介していただきました。

書 名 『司書教諭による情報メディア活用 生涯学習の扉を開くために』
著 者 西巻悦子(早稲田大学非常勤講師、元東京都立高等学校教諭)
出版社 近代科学社Digital、近代科学社(発売)
刊行年 2021年8月
分 類 <017> 
件 名 学校図書館、図書館情報学、教育学
対 象 大学、一般

第36回関東地区学校図書館研究大会 茨城県代表

- 多様な学びで 「生きる力」を育成する 学校図書館 -

期日 2021年8月18日(水)~8月24日(火)
形式 Web開催(全国をつなぐオンラインによる研究大会)

主催 茨城県教育研究会学校図書館研究部 
   茨城県高等学校教育研究会図書館部 
   関東地区学校図書館協議会 
   公益社団法人全国学校図書館協議会

後援 文部科学省 茨城県教育委員会 水戸市教育委員会 
   茨城県立図書館 茨城県学校長会 茨城県高等学校長協会 
   茨城県教育研究会 茨城県高等学校教育研究会 
   茨城県特別支援教育研究連盟 
   公益財団法人日本教育公務員弘済会茨城支部 
   一般社団法人茨城県教育会 
   茨城県教育研究連盟 茨城県私学協会

発表 【高等学校の部 茨城県代表】1学びを支える学校図書館 
   研究主題「確かな学力と豊かな人間性を育む学校図書館」
   茨城キリスト教学園中学校高等学校 図書委員会 佐藤理絵(教諭)

 第4回(1959)、第12回(1973)、第20回(1989)、第28回(2005)を経て、16年振りに茨城県で開催されます。第41回(2018)全国学校図書館研究大会富山・高岡大会に続き、高等学校の部で茨城県代表を務めることになりました。
 コロナ禍のため初のWeb開催となりましたが、動画制作には図書委員会はもとより、学校長をはじめ多くの教員で協同しました。学校全体で日々取り組む実践を全国で共有し、学校図書館の新たな可能性を今後も追求していきたいです。

中学図書委員会「海外へ絵本を贈るボランティア活動」

日時 2021年7月17日(土)13:30~15:30
場所 中高図書館
参加 茨城キリスト教大学留学生2名、中高図書委員会、担当教員
内容 ベトナム文化紹介、海外へ絵本を贈るボランティア活動

 高校図書委員会に続き、中学図書委員会でも茨城キリスト教大学留学生とともに皆で力を合わせて、ボランティア活動に励むことができました。

【事後課題より一部抜粋】
・私はボランティア活動に参加して分かったことがあります。それは、いつでも本が読めたり、学校に通えることは幸せだということです。当たり前だと生活していた日常が、本当はとても恵まれていると実感しました。制作した絵本を手にする海外の人たちに、楽しく読んでもらえたら良いなと思います。世界中の人々が幸せになれるような活動に、これからも参加していきたいです。(中1図書委員)
・はじめに、留学生から日本と違うお祭りや食文化等を教えていただきました。ベトナムのお正月にはバンチュンとバンジャイといったバナナの葉等を用いた料理があること、学校では昼休みに帰宅して休憩し、校内では上履きに履き替えることはないと知り、大変驚きました。ボランティア活動に参加し、私もこれから沢山の本を読んでいきたいと思いました。(中2図書委員)
・子どもは未来の世界をつくる希望であり、宝だ。しかし、教育を受けられない子どもたちが世界中には溢れている。日本はどうだろうか。豊かさ故に教育に対する価値観が薄れてしまい、「面倒臭い」と感じてしまう僕たちがいる。豊かさによる「罪」の償いとして、少しでも笑顔を届けられたらと願い、今回のボランティア活動に参加した。(中3図書委員)
・今年も「海外へ絵本を贈るボランティア活動」に参加することができました。制作は意外と難しかったですが、この絵本を海外の子どもたちが読んでくれるのだと思うと、楽しく取り組めました。また、留学生の方とも一緒に活動したり、ベトナムの昔話を聴かせていただくなどの交流をもち、貴重な体験ができました。このボランティア活動をとおして、多くの人が本に興味をもってもらえたらと思います。(中3図書委員)

高校図書委員会「海外へ絵本を贈るボランティア活動」

 2014年度より毎年実施し、第20回記念(2019)みんなで教育を考える「いばらき教育の日」推進大会にて善行表彰を受けたボランティア活動について、2021年度も高校図書委員全員で取り組むことができました。本を介したボランティア活動に参加し、アジア地域の国際理解を深める機会となりました。

期間 2021年6月~7月 昼休み、放課後等
対象 高校図書委員会
内容 カンボジア、ラオス、ミャンマー難民キャンプなど、紛争や貧困といった様々な理由から、絵本を一度も読んだことのない児童生徒が通う学校や図書館へ、中高図書委員会では茨城キリスト教大学で
学ぶ留学生(インドネシア、中国、ベトナム)とともに、海外へ絵本を送るボランティア活動に毎年取り組んでいます。地雷原の看板が読めずに地雷を踏む事故、処方箋が読めないことによる薬の誤用など、識字教育は命を守ることに繋がります。

図書委員会「第8回高校生直木賞」4年連続出場

日 時 2021年5月30日(日)11:00~17:20
会 場 茨城キリスト教学園中学校高等学校 国際教育館1階オーストラリア教室
後 援 文部科学省
講演会 第7回高校生直木賞受賞作家 大島真寿美
受賞作 伊吹有喜『雲を紡ぐ』(文藝春秋、2020.1)
    加藤シゲアキ『オルタネート』(新潮社、2020.11)

<事後課題>
 今年度、私は高校生直木賞に初めて参加しましたが、本当に楽しかったです。ひとりで読むだけでは気づくことのなかった作品の新たな魅力に驚き、読書についてこれほど熱く語り合う機会はなかったため、全てが新鮮で、時間が過ぎるのがあっという間でした。
 本選考会では、先ず「何に重点をおいて選考するのか?」というところから始まりました。大衆文学として幅広い年代の方々が楽しめる作品か、「私たち高校生が選ぶ」ことに重きをおくべきか、私は当初そこまで考えておらず、全国から集まる高校生の意見を聴きながら、各候補作の面白さについて多面的な視点から考える良い機会となりました。
 また、初対面とは思えないほど互いの意見をぶつけ合い、議論に参加している私自身も最後まで受賞作がどちらに決まるのか予測がつかず、もしかしたら、作品を読んでいる以上にドキドキしたかもしれません。素敵な思い出と貴重な学びの機会を与えていただき、ありがとうございました。次年度もぜひ参加したいです。

出版紹介 中学道徳3学年『きみが いちばん ひかるとき』(光村図書)

書名 中学校3年教科書『中学道徳科 きみが いちばん ひかるとき』
出版 光村図書出版 2021年3月刊
作品 「ソーシャル・ビュー 見えない人と楽しむ美術鑑賞」
作者 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授 伊藤亜紗
写真 茨城キリスト教学園中学校高等学校教諭 佐藤理絵

 2021年度から使用される中学校3年の道徳科教科書に、水戸芸術館現代美術センターが市内の視覚障がい者、白鳥健二さんと続けている美術鑑賞プログラムを取り上げた文章が「相互理解、寛容」を学ぶ教材として採用されました。
 教材は、東京工業大リベラルアーツ研究教育院准教授の伊藤亜紗さんが執筆した「ソーシャル・ビュー 見えない人と楽しむ美術鑑賞」です。『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書)等の著書がある伊藤さんが「他者と共に生きる社会を思い描く」という教育目標を踏まえて書き下ろしました。
 茨城県内では日立市、高萩市、北茨城市、常陸太田市で採択が決まり、全国で年間20万部発行を予定しています。
掲載 茨城新聞(2021年1月12日付)
写真 佐藤理絵(教諭)

卒業生による翻訳書『サイエンス5000年史』寄贈

 本校卒業生のネルソン・サトコさんが手掛けた翻訳書『サイエンス5000年史 人類の知の歴史をたどる旅へ An illustrated history of science』(ニュートンプレス、2021.3)を、中高図書館・茨城キリスト教大学図書館に寄贈していただきました。ぜひお手にとってご覧ください。

【訳者紹介】ネルソン・サトコ 教育や環境の分野を中心に翻訳、通訳を行う。高校時よりアメリカやヨーロッパへの留学を経験し、デザインやアートに関する展覧会のPRマーケティング、海外教育機関とのコミュニケーションやコーディネーション業務などに従事した後、独立。翻訳・通訳業のほか、政府関連を含む要人へのインタビュアーや出版翻訳学校の講師も務める(引用『サイエンス5000年史』)。
ネルソンさんの担任(地歴公民科)
翻訳書を囲む図書委員
翻訳書を紹介する校長先生

大学入学共通テスト説明会・大学入試小論文対策説明会

日時 2021年5月13日(木)13:30~15:00
会場 茨城キリスト教学園ローガン・ファックス記念講堂
参加 高校3学年
内容 1 大学入学共通テスト説明会
     「大学入試講演会 ここから始まる現役合格の道」
      河合塾水戸校 亀掛川英子先生
   2 大学入試小論文対策説明会
     『小論文ハンドブック』の活用について
      高校進路指導部・高校学習指導部・中高図書館部

 大学入学共通テスト説明会に、河合塾水戸校の亀掛川英子先生をお招きして「国公立大学入試のしくみ」「現役合格3つのポイント」等、丁寧にご指導いただきました。その後、大学入試小論文対策『小論文ハンドブック』(高校進路指導部・高校学習指導部・中高図書館部)の活用について詳しく説明があり、多くの受験生が図書館へ足を運びました。

新入生図書館オリエンテーション

期間 2021年4月19日(月)~4月23日(金)
場所 茨城キリスト教学園中学校高等学校図書館
対象 中学1学年「国語」、高校1学年「国語総合(現代文)」


 新入生対象の図書館オリエンテーションが行われました。「世界の図書館紹介」「図書館学:日本十進分類法(NDC)」「学校図書館法」「大学入試小論文対策」等から館内見学まで、図書館活用法について学びました。中高生の学習を支える充実した学校図書館です。これから大いに活用してください。
中学1年1組
中学1年2組
中学1年3組
高校1年1組
高校1年2組
高校1年3組
高校1年4組
高校1年5組
高校1年6組
高校1年7組
高校1年8組
高校1年4組「LHR」図書館見学

図書委員会「北村薫(直木賞作家)オンライン読書会」

日時 2021年4月10日(土)16:00~18:00
会場 茨城キリスト教学園中学校高等学校 国際教育館1階オーストラリア教室
主催 高校生直木賞実行委員会
協力 文藝春秋

 第8回高校生直木賞に4年連続出場を果たすことが決定しました。プレイベントとして、直木賞作家・北村薫先生とのオンライン読書会に参加し、読書の面白さについて語り合う貴重な機会を得ることができました。

新潮社HP「ワタシの一行教育プロジェクト」紹介

 「心に跡を残した一行をひろいあげ、その一行について誰かと語り合う。
 新しい本の楽しみを、新しい読書文化を届けたい、そんな思いから
 新潮文庫は『ワタシの一行』をスタートします」 (新潮社HPより一部抜粋)

 創立明治29年の老舗出版社・新潮社が主催する本企画に、図書委員会が取り組み始めたのは2014年4月。図書委員全員が「シオンの100冊」(国語科推薦図書)からとっておきの一冊を選び、「ワタシの一行ノート」を作成します。これらは館内に展示したり、図書館ブログ等で発表して利用をひろく呼びかけてきました。また、「ワタシの一行教育プロジェクト」校内表彰を年2回開催しています。

 新潮社HP「ワタシの一行教育プロジェクト」より
[取り組み事例]茨城キリスト教学園中学校高等学校(茨城県)

茨城県読書推進運動協議会長 感謝状「団体部門」受賞

事に意欲的に参加し、自主性や社会性を養うと同時に、本を介してのさまざまな友達と出会いを大切にしていって下さい。

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