学校法人茨城キリスト教学園

ヴォス校長の探究活動
📷2月📷

中高校長 ランドル.W.ヴォスによる
新校舎ブログ[2月度]

中高校長のランドル.W.ヴォスです。
今回も先月に引き続き、竣工間近の新校舎を彩る作品について紹介させていただきます。
 
これは、笠間焼でできた本校の校章(陶板)です。新校舎の目玉でもある、階段型多目的ホール入口に飾らせていただく予定となっています。
 
笠間焼ならではの青の色味が特徴的で、あたたかい作品ですね。
 
作者は笠間市在住の陶芸家・小島英一さまです。代表作には、お食い初め用のひよこ柄の器などがあります。天皇・皇后雅子さまのご息女、愛子さまも使われたお品だそうです。


昨年12月末、校章(陶板)を受け取りに行った際に小島さまと記念撮影をしました
 
小島さまのお嬢様が本中学校・高校の出身であることからご縁が生まれ、30年前に現在の中高7号館に飾る校章を造っていただきました。

その後も小島さまには、PTA会長(後援会長)退任時のお礼の贈り物として笠間焼の時計を造っていただくなど、学校の節目を彩る役割を担っていただいています。


中高応接室にも小島さまの笠間焼の時計が飾られています

実は、焼物というのは、制作中に割れてしまうことも考え、同じものを並行して2つ作るというのが基本ルールだそうです。
今回、高校新4号館が竣工するにあたり、このことを思い出した本校事務長が、小島さまにお願いして予備で作っていた校章(陶板)を譲り受けることになりました。

長い歴史の中で形成された繋がりを感じる作品となっておりますので、竣工した際にはぜひ見つけてみてくださいね。

来月末には竣工式が行われます。皆さんに私たちの想いの詰まった新校舎を見ていただくのが楽しみです。

それではまた次回。