学校法人茨城キリスト教学園

2025年度 学園初任者礼拝・辞令交付式・初任者研修開催

学園キアラ館礼拝堂において、2025年度学園初任者礼拝及び辞令交付式、初任者研修が開催されました

学園内の桜の花が咲き始めた4月1日(火)、キアラ館礼拝堂において2025年度学園初任者礼拝及び辞令交付式、初任者研修が行われました。

会場の様子

初任者礼拝は野口良哉学園チャプレンの司式、佐藤希久雄大学文学部教授のパイプオルガン奏楽で華やかなうちにも厳粛に行われ、賛美、祈祷ののち、細川知正学園総長から『職場を自分の好きな場所に』と題する奨励が語られました。要約は次のとおりです。

「78年前に創設にかかわった人たちから始まった学園の炎が、多くの人たちによって薪がくべられ、今に至っている。バトンを受け継いだ私たちも薪をくべ続けることが期待されている。また人の能力は好きなことに打ち込む中で最大限発揮される。もしこの学園の中に好きになれない部分、居心地の悪さを感じるところがあったなら、そこから目をそらさず、思い切って変える取り組みをして欲しい。あなたの考えややり方を周りの人が受け入れられるよう取り組んでみてもらいたい。その時、きっとこの学園はあなたにとって好きな場所になっていることだろう。この学園は、78年の積み重ねの中で、様々な部分が変わり、あるいは変わらずに来ている。その歴史のバトンは今、あなたがた一人一人が受けつぐことになる。皆様に期待し、歓迎の言葉とする。」

奨励を語る細川総長

続いて、笹尾光理事長から31人の初任者・任用替の教職員一人ずつに辞令が交付され、歓迎のメッセージが語られました。

「この学園のスクールモットーを実践するミッションが私たちにはある。少子化の波はこの地域にも来ている。その中で、選ばれ続ける学園であるために、皆様にこの学園にお出でいただいた。創設者と地域の方々の夢の実現のためにこの学園は設立された。その夢は今、私たちに引き継がれている。新しいチャレンジを、どうぞよろしくお願いしたい。」

笹尾理事長による辞令交付(上)と歓迎メッセージ(下)

初任者研修では、川又貴志事務局長より、学園の歴史と建学の精神、少子化など厳しい社会状況、茨城県北部地域の状況、メンタルヘルスやハラスメント防止、教育機関で働く者としてのプライドと謙虚さ、などについて話しがあり、そして、挨拶なしに教育は始まらない、と挨拶の大切さも説かれました。

川又事務局長による初任者研修

教職員一同、園児・生徒・学生への教育はもとより、地域のみなさまに愛される学園づくりに一層励んでまいります。ご支援・ご協力をお願いいたします。