学校法人茨城キリスト教学園

文学部文化交流学科の講演会「日本の文化コンテンツと韓国表象」の開催について

文学部文化交流学科の講演会「日本の文化コンテンツと韓国表象」の開催について

文学部文化交流学科の講演会「日本の文化コンテンツと韓国表象」の開催について
 この度、以下の要項で文化交流学科の学科講演会を開催します。
今回は、韓国の釜山にある東義大学校で助教授を務められ、現在、立教大学2023年度招へい研究員として短期来日中の林相珉(イム・サンミン)先生にご登壇いただきます。
 林相珉先生は九州大学文学部で大学院時代を過ごされ、そこで博士の学位を取得、学位論文の成果を、『戦後在日コリアン表象の反・系譜—〈高度経済成長〉神話と保証なき主体』(花書院、2011年)として上梓されています。今回のご講演も、通訳なしの日本語で実施されます。
 講演会の主題は「日本の文化コンテンツと韓国表象」です。アニメ・小説・歌謡曲など、様々な日本の文化コンテンツは、多様な媒体を通じて韓国社会で受容されてきましたが、そうしたコンテンツのなかで、韓国なるもの/日本なるものはどのように表現されてきたのでしょうか。そこにあった“表現される側と表現する側”という存在、そして文化の越境は、双方の社会にどのような影響を与え、どのような展望を開いてきたのでしょうか。本講演を通じて、日韓交流のこれからの形について、越境文化という観点から考えてみたいと思います。