
7月6日、学園を象徴するキアラ館礼拝堂で、今年度のキリスト教教育研修会「ICビジョン・フォーラム」が開催されました。
今年竣工50年を迎える礼拝堂には、教職員およそ80名が参加(他オンライン参加40名)し、細川総長による祈祷、野口チャプレンによる奨励に続き、創立以来歌い継がれている讃美歌「山べに向かいて」で研修への心備えをしました。
今回の研修には立教大学特任教授で、カトリック山手教会のオルガニスト、ホスピスの音楽療法士と幅広く活躍している米沢陽子先生を講師にお招きしました。
「音楽を通して伝える『わたし』の物語~ホスピス緩和ケアの現場から~」と題してご講演いただきました。
実際のご経験を交えたお話は、聴衆に貴重な気づきと深い感動を与えてくれました。後半は宗教曲を中心に、キアラ館の木製のパイプオルガンで見事な演奏を披露していただきました。
終了後は笹尾理事長による講師への謝辞と花束の贈呈が行われました。
フォーラムの最後には、学園に働く者としての思いや心構えを話す「私と学園」の時間がとられ、大学地域・国際交流センターの梅木宏章さんと大学附属認定こども園の西村美和園長がそれぞれ発表しました。
あらためて、学園が一つであることを認識する機会になりました。