学校法人茨城キリスト教学園

先輩職員紹介

前向きに挑戦を続けることが自身の刺激につながる

大学 学務部学務課
村田 磨名部

Profile

大学を卒業後、飲料メーカーに就職し、医薬品事業部にてMRを経験。2006年に茨城キリスト教学園に入職して財務課に配属。その後8年間の入試広報部を経て、2018年からは学務部学務課で心理福祉学科・心理学専攻・教職・教学システムを担当。

茨城キリスト教学園職員採用に応募したきっかけを教えてください。

大学の自由な風土と多様な可能性を育む面白さに惹かれ

ギター演奏のクラブにとことん熱中し、部長として演奏会に向けて部員を先導することを心がけた学生時代。ひとつのことに打ち込むこと、そこでの失敗や成功が自身を成長させることに気づかせてくれた大学での4年間が、間違いなく人生を変えてくれた貴重な時間でした。前職で仕事をしてからも大学のもつ自由な風土と多様な可能性を育む面白さに惹かれ、就職先として学校法人を考え、自身の経験を伝えて人材育成に携わりたいと志望をしました。

現在担当している業務について教えてください。

主体的に取り組むことを心がけて

現在担当している業務は「授業に関すること全般」です。履修登録から成績管理を行う教学システムの管理運営、各学科の時間割の作成、各種証明書の発行、教室の機器環境の整備、学生の履修相談、文部科学省や厚生労働省への教職や国家資格の申請書類の作成等、仕事の領域は幅広く、教育の現場を支える仕事になります。学生や教員が不便なく授業へ取り組めるようにとは思いますが、机上では考えの及ばないことがたくさん起こるのが実際です。どんなときでも大切なのは主体的に考え行動するという物事へ取り組む姿勢。与えられた役割だけに留まらぬよう、大学で働く責任と自覚をもって業務に臨んでいます。

これまでの業務でどんなやりがいを感じましたか?

学生とともに歩むことで大きな刺激が

入試広報部で大学のパンフレットの制作を担当していたとき、仕事と学生時代の経験を学生に伝えるいい機会だと思い、広報誌の編集サークルを立ち上げました。顧問として冊子作りのノウハウを教え、制作したのは「マイ・トピック」という高校生向けのキャンパスマガジン。内容は大学の魅力発信が中心ですが、茨城が舞台のNHK連続テレビ小説にちなんだ地域の紹介など、既存の広報誌とは異なる視点を取り入れることも。年3回の発行に向けて、学生たちと打合せを重ね、地域のお店や社会で活躍する卒業生の取材・撮影には私も一緒に同行しました。心掛けたのは学生と向き合うためにまず自分自身が本気になること。すると学生は想像以上の熱意で返してくれるんです。学生に自分の経験を還元したいと始めたサークルでは、むしろ自分が教えることよりも、学生に気づかされる発見の方が多かったかもしれません。人の成長にたずさわり、自身の仕事への刺激につながる貴重な経験でした。

面白かったと思えた仕事について教えてください。

茨キリらしさを見つめなおして

入試広報部で公式サイトのリニューアルを担当したときのことです。時代の変化とともにWebサイトの閲覧はパソコンからスマホが主流に、その中で単純にデバイスの変更に対応するだけでなく、茨キリらしいサイトとは何かを考える必要がありました。学生と教職員へのインタビューやワークショップを通して導き出したのは、茨キリは「人が主役」だということ。学生・教職員の声が感じられるように、そして茨キリ「らしさ」である「やさしい」「明るい」「真面目な」「爽やかな」「丁寧な」「身近な」などの要素をデザインに盛り込み、「芯のある、しなやかな学生像」を感じられる作り込みをめざしました。制作会社から提案されたデザインや考え方を大学の運用にすり合わせていく作業を繰り返し、完成が近づくたびにワクワクしていったのを覚えています。自分自身リニューアル前は大学視点で考えることが多く、ユーザー視点からとらえると必然的に優先順位が決まっていくという当たり前のことを忘れていた自分の視野の狭さに気づかされるとともに、仕事の進め方や考え方の面で勉強になりました。

取材日:2020年3月
※プロフィールは当時のものです。

入職を考えるみなさんへ一言お願いします。

いい意味でも悪い意味でも自分次第でいくらでも変えることができる“チャレンジしがいがある職場”です。茨城キリスト教大学そして学園を「今よりも上のステージへあげたい」「挑戦を続けていきたい」という人にぜひ応募をしてほしいと思います。

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