高校3年7組 神山由良
今年の国体は高校生として出場する最後のレースだったので、特別な気持ちがありました。昨年までは全国の舞台に気後れしてしまい、心のどこかでは「どうせ勝てない」と思いながら大会に臨んでいました。ですが、今年の国体ではコーチと話して「気持ちで負けない」という目標を持っていました。500mではスタートから前に出ることができ準決勝に進むことができました。
その後の1500mでは500mの良いイメージを持ちながら、最初から積極的に前に出ることができ、最後の半周まで先頭を滑り、決勝に進むことができました。リンクサイドにいたコーチやチームメイトの応援が力になり、いつも以上の力が出せました。その後の500mの準決勝では、自己ベストは出たものの、決勝に進むことはできませんでした。そして2日後にあった1500mの決勝は緊張もありましたが、自分の中ではやり切ったと思えるレースができ、7位入賞できました。
結果も嬉しいですが、それ以上に貴重な経験ができました。また、最高の形でコーチ、チームメイト、家族など支えてくれた人たちへ恩返しができたと思います。