茨城キリスト教学園中学校高等学校

ケヤキ

中庭のケヤキ

6号館の建築前には、1号館前の中庭にはケヤキ(欅)が植わっていました。また、1号館側には池があり、噴水も設置されていました。
ケヤキはニレ科ケヤキ属の落葉広葉樹で、放射状の樹形が特徴の成長すれば30mぐらいになる大木です。
木目が綺麗なため建築材や家具材としても利用されている木です。
当時1号館の高さを越えるぐらいに大きく育っていて根が盛り上がり、周囲のレンガが持ち上げられているという状況でした。
おそらく池の底に根が伸びていてそのうちレンガと同様に池のコンクリートにひびが入るような状況だったろうと推測しています。
6号館の建築に伴って、木造の校舎(現在松林の中に移築復元されている記念館)は取り壊され、ケヤキは伐採され池も埋められました
。伐採された木は数年間体育館のテニスコート側に乾燥のために置かれていて、その後テーブルに加工され現在事務室前のロビーに置かれています。
学園祭のときに使う餅つき用の臼と杵もできるのではないかと期待していたのですが、内部に空洞があって材木として使える部分が少なかったということでした。

6号館建築前の中庭

池にあった噴水

事務室前のテーブル