茨城キリスト教学園中学校高等学校

中高図書館読書講演会2019

 茨城キリスト教大学と連携し、読書をテーマにした講演会を毎年開催しています。2019年度は茨城キリスト教大学看護学部看護学科より櫻本秀明准教授をお招きしました。「クリティカル・ケア」をご専門とし、現在は「集中治療を必要とする人への治療・生活援助方法」を主に研究されています。今回素晴らしいご講演で得た学びを、これからの図書委員会活動や学習に活かしていきたいです。

日 時:2019年6月10日(月)17:00~18:20
会 場:茨城キリスト教大学図書館
講 師:櫻本秀明先生 茨城キリスト教大学看護学部看護学科准教授
演 題:「演題のない読書講演会または私的散文」
参 加:93名(中学生17名、高校生63名、教員13名)

プログラム

開会の言葉
学校長挨拶
講師紹介
櫻本秀明先生講演
花束贈呈
図書委員長謝辞
閉会の言葉
 【講師紹介】
 長野県出身。映画『君の名は。』の新海誠監督と同じ長野県野沢北高等学校を卒業後、山梨県立看護大学看護学部へ進学。聖路加国際病院、救急救命センターを経て、聖路加看護大学大学院にて成人看護学急性期専攻で学ぶ。2014年、筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科疾患制御医学専攻、麻酔・蘇生分野専攻終了。筑波大学附属病院集中治療室救急外来主任・副看護師長を務められたのち、2018年より茨城キリスト教大学看護学部看護学科に就任。
高校3年図書委員会副委員長が司会を務めます。
茨城キリスト教大学図書館で初開催となりました。
学校長挨拶。図書館の最も良き理解者です。
興味深い本を多数紹介していただきました。
櫻本先生ご講演「もっと聴きたかったです!」という声が多数寄せられました。
中高図書委員会を代表して、高校図書委員長より謝辞。

感想(アンケートより抜粋)

 【中学図書委員】
・櫻本先生から「本に救われた」と聴いたとき、少しびっくりしました。私も小学4年生の頃、泣き虫で弱虫だったけれど、楽しい小説をたくさん読んでいくうちに、周りから「明るくなったね」と言われました。これからもたくさん本を読んで、勇気をもらえるように何事も頑張りたいです。
・櫻本先生と同じ本を読んでいたことが、とても嬉しいです。まだ読んだことがない本もたくさんあったので、ぜひ読んでみたいと思いました。櫻本先生のように楽しく、自分の好きなように生きていく大人になりたいです。この講演会で学んだことを胸に、これから日々頑張っていきたいです。
・櫻本先生の講演会をとおして、読書は人生を変えることができるということが分かりました。また、本には色々な力があることに驚きました。例えば、ひとりの時に本を読むと寂しさがなくなり、物事を深く学ぶことができることです。これからはもっと本を読み、本を好きになりたいです。このような講演会を開いてくださり、ありがとうございました。

【高校図書委員】
・私の父も看護師のため、将来は看護師になりたいと考えています。櫻本先生のお話を聴き、「絶対誰かの役に立てるよ」「何があっても幸せになれるよ」といった言葉を聴けてとても良かったです。大変なことも沢山あるだろうけれど、私も誰かの役に立てるように、努力して頑張ります。
・私は看護師を目指していて、櫻本先生のような面白い先生に看護学を教わりたいと思いました。紹介していただいた哲学書は今まで読んだことがありませんでしたが、櫻本先生の講演を聴き、読書をとおして多くの知識を得たいと思います。そして、誰かのために何かをすることは素晴らしく、私も人から感謝されるような人になりたいです。
・心に残る言葉がたくさんあり、講演会に参加して本当に良かったと思いました。理解できないものを受け入れて、前向きに考えていきたいです。私も櫻本先生のように、本をとおして多くの事を学ぶ人生を歩んでいきたいです。