茨城キリスト教学園中学校高等学校

中高図書館読書講演会2018

日   時 : 2018年6月11日(月) 17:00~18:20
会   場 : 中高図書館
講   師 : 池内耕作先生 茨城キリスト教大学副学長、全学教養課程センター長
      児童教育学科教授
演   題 : 「私が本を読む理由」
参 加 者 : 93名(中学生18名、高校生62名、教職員13名)

プログラム

開会の言葉
学校長挨拶
講師紹介
池内耕作先生講演
花束贈呈
図書委員長謝辞
閉会の言葉
 中高図書委員会主催による読書講演会は、茨城キリスト教大学と連携し、毎年開催しています。今年度も東海林宏司大学長の推薦により、池内耕作教授をお招きして、読書の面白さ、生涯にわたり学び続ける意義を考える機会となりました。
 学校長挨拶。池内教授を中高図書館にお招きできる喜びを皆でわかち合いました。
読書に関するテーマから「幸せとは何か?」「自由と平等」など様々な切り口でお話いただきました。
 図書委員会より謝辞。「本を読む意義を改めて考えさせられました。これからの人生に活かしていきたいです」
本に囲まれた親密な空間にて、講演会後に記念撮影。今年度も多くの中高生が参加しました。

感想(アンケートより抜粋)

マズローの欲求階層説やリベラルアーツの説明がとても分かりやすかったです。「自由」と「平等」の関係や「大きな政府」と「小さな政府」について考えることができました。紹介していただいたリベラルアーツの本を読んでみたいと思いました。難しい問題を身近なことに例えてくださり、とても面白かったです。
「なぜ本を読んできたのだろう」と、私は今まで本を読む理由を池内先生のように深く考えたことがありませんでした。しかし、本を読むことは将来必ず役立つことがあると思います。池内先生の問いかけから、楽しく学ぶことができました。素晴らしいご講演をありがとうございました。
・幸せになるために、高校で勉強することには意味があると思いました。池内先生が紹介してくれた本はどれも難しそうでしたが、私も将来は教師を目指しています。「教養」についてもっと学べるように、これから勉強を頑張りたいです。
・池内先生の講演会に参加するまで、私は「実学」的な考えでした。しかし、「自分が将来就きたい仕事について学ぶ。それは当たり前だ。しかし、あなたたちはその前に人として生きるのでしょう?」という言葉が一番印象に残りました。高校2年の今、悩みは多々ありますが、そのような中でも人との出会いを大切にしようと思っていました。しかし、本との出会いも大切で素晴らしいものだと学ぶことができました。池内先生に感謝です。
・マズロー先生の「5つの欲求」について、人間の欲求には様々な段階があるということに大変驚きました。池内先生の話にあった「本を読む理由=幸せになるため」もその通りだと思います。本を読むことは知識や知恵を蓄えて、今後の人生を豊かにしていくうえで必要です。池内先生の話を聴き、読書の意義や欲求について考えさせられました。