茨城キリスト教学園中学校高等学校

中高図書館読書講演会2015

日  時 : 2015年6月22日(月) 16:00~17:20
場  所 : ローガン・ファックス記念講堂
講  師 : 鈴木研二先生(茨城キリスト教大学生活科学部心理福祉学科教授)
             同大学大学院文学研究科教育学専攻教授
             同大学カウンセリング研究所所長
演   題 : 「さとりの話」
参 加 者 : 132名(中高生67名、一般・教職員65名)


 毎年6月、中高図書委員会では中高大連携のひとつとして茨城キリスト教大学より先生方をお招きし、読書講演会を開催しています。 本年度は、鈴木研二先生(茨城キリスト教大学生活科学部心理福祉学科教授)による「さとりの話」と題した心理学に関する貴重なご講演をいただきました。
講演会の段取りについて、中高図書委員役員会で話し合いました。
鈴木研二先生の著書、本校図書館に多数所蔵しています。
ローガン・ファックス記念講堂にて初開催となりました。
舞台袖では音響・照明を入念に確認しています。
率先してプログラムやレジュメを配布する高校図書委員。
開閉会の挨拶は中学委員長と副委員長より
司会進行も大変良く出来ました。
最後の一言まで聞き漏らすまいと会場全体が集中します。
昨年度ご講演をお願いした和泉涼一先生をはじめ
東海林学長や多くの大学教員、卒業生が駆けつけました。
感謝の気持ちを込めて、花束贈呈。
講演会後、ロビーにてアンケートを回収しました。ご協力ありがとうございます。

感想(アンケートより抜粋)

●私は、今回初めて「さとり」というものについて知ることができました。相手の思い(気持ち)が分からない人にはさとりがついてくると聴き、驚きました。そして、鈴木先生の「放浪記念日」は、私のこれからの人生に役立つなと思いました。自分らしさが一番だと思いました。本当にありがとうございました。(中学図書委員)
●「常識」という定まった型のなかで生きてきた私にとって「個性」は少し高い壁でした。新しいページをめくるのはとても勇気のいることですが、その先にある「最後のページ」まで楽しみにしていようと思います。とても心に残った講演会でした。(中学図書委員)
●昔話を読んでいて、ここまで深く考えたことがありませんでした。でも、中学生の私たちにも分かりやすいように、恋愛をした時のことを例に挙げたり、「KY」という言葉を使ったりしていて、とてもおもしろかったです。あと、自分の個性を大切にすることが重要だと思いました。変でいい。それが自分だと思いました。(中学図書委員)
●短い昔話を資料として、本の読み方、感じ方が変わりました。私たちが普段読んでいるときの感じ方が、心理学の先生が読むと全く違うなと思いました。鈴木先生が心理学に惹かれた理由も分かりました。(中学図書委員)
●自分自身の体験や昔話を使っていて、とても分かりやすかったです。心理学はこんなに奥が深かったのかと驚きました。よく理解できなかったところや、引っかかったところを色々な方法で調べてみようと思います。本当にありがとうございました。(高校図書委員)
●鈴木先生が言っていた「自分の人生の最後のページをめくるとき、何が待っているだろう」という言葉は、とても考えさせられました。どこか自分と被っているところがあり、親近感が感じられました。(高校図書委員)
●「さとり」とは、すごく難しそうだし、初めて聴いたワードだったのですが、鈴木先生は分かりやすいたとえでお話くださったので理解できました。心理学について、とても興味がわきました。ありがとうございました。鈴木先生の本が図書館にあるなら、ぜひ手に取ってみたいと思いました。(高校図書委員)
●心理学の話をしたときに「夢分析」について少しお話していたのを聴いて「一体それはどういうものなんだろう」と興味がわいてきました。今度はぜひそれを聴いてみたいです。(高校図書委員)
●「旅に出て、映画の主人公になることができた」と聴いたので自分も何かに挑戦して主人公になり、さとりを感じてみたいと思いました。(高校図書委員)
●今の自分に響く「気づき」を与えていただきました。大学生の頃に受けた講義、今回の講演、鈴木先生の言葉を大切に心に留めていきます。私の人生に大きく影響を与えてくださった鈴木先生に感謝しています。ありがとうございました。(茨城キリスト教大学卒業生)