中高一貫教育のメリットとしては、高校受験がないので、ゆとりのある中学校生活が送れること、そして無駄のないカリキュラムによって大学受験準備が早めに始められること、などがあげられます。
一方、デメリットとしては6年間の間に生徒間の学力差がどんどん広がっていく、という問題があります。生徒によっては、「やや早めの進度で負荷が多くあった方が伸びるタイプ」と「じっくり丁寧に進んでいった方が伸びるタイプ」がいます。前者のタイプには「特進SAクラス」、後者のタイプには「特進Aクラス」を用意しています。さらに特進Aクラスでは国語・数学・英語の授業に遅れがちな生徒に対し、放課後、補習授業も行っています。本校ではこのシステムによって様々なタイプの生徒に対応し、無理なく学力を伸ばし、中高一貫のデメリットを最小限に抑えています。