茨城キリスト教学園中学校高等学校

中学IT部・高校IT研究会

中学 高校 2020.10.02

ITとはInformation Technology(情報技術)の略です。
IT部はさまざまな情報機器を用いて,いつも元気に仲良く活動しています。

Live2Dアニメーションプロジェクト

 Live2D Cubism というソフトを使って、自分で作成したキャラクターを動かしてみよう!というプロジェクトです。
自分で作成したキャラクターは、VTube Studioというアプリで、自分の顔の表情に合わせて動かします!(フェイストラッキング)
Vtuberとして動画を作成したり、ミーティングアプリのアバターとして利用できたらと考えています。

 瞬きや口の開き具合、顔の傾け具合などに反応して、キャラクターが動きます!

ビジュアルプログラミング言語「Scratch」を用いたプログラミング

「プログラミングで何かをつくってみたい!」
IT部に所属する中学生は,自主的にプログラムを作成して,IT部の仲間たちと切磋琢磨しながらプログラミングを学んでいます。
思い通りに動かない…。どうやったら想定した通りの動きをしてくれるだろう…。そんなことを考えながら,部員たちは今日も仲良く活動しています。
ビジュアルプログラミング言語「Scratch」で作成した作品が以下のリンクより閲覧できます。
是非プレイしてみてください。

ロボットボール「BOLT」を用いたプログラミング

「楽しみながら,プログラミングを学ぶ。」
2020年度よりボール型ロボットSphero BOLTが本校に導入されました。
内部構造の見える透明なポリカーボネートで覆われたロボットで内蔵されたモータを高速回転させることにより,重心をなめらかに移動させ動かします。
ロボット内に様々なセンサーを搭載していて,ロボット間での通信も可能です。
また,上部に搭載された8x8ドットスクリーンで自ら考えたドットアニメーションを映し出すことができます。
ドローモード,ブロックモード,テキストモードの3段階でプログラミングを学び,自分の考えた動きをロボットで表現します。
中が見えるのでロボットの構造としくみがわかりやすいです。
ブロックモードでのプログラミングを試しています。
手のひらに収まるくらいの大きさのロボットです。
どんな動きをプログラミングしようか,みんなで考えています。

3Dモデリングとその実体化

「 小さい頃は絵で描いていた。これからはものをつくりたい。」
本校に導入された3Dプリンターは3Dモデリングによってつくられたデータを実物として出力することができます。自分が設計したものが,実際に出来上がったときの感動は忘れがたいものです。
IT部に所属する中学生は2D作品の制作のほかに,3Dモデリングソフトを用いた立体物の作品制作も行います。自分の考えたカタチを実際のモノにすることを目標に,楽しそうに,集中して活動に取り組んでいます。
これまで本校で利用していた熱融解樹脂積層方式3Dプリンターに加え,2022年度より光造形方式の3Dプリンターが本校に導入されました。異なる方式の3Dプリンターを使って,それぞれの仕組みの理解を深め,それぞれの特徴に適した作品を日々制作しています。

3Dプリンター(熱融解樹脂積層方式)
3Dプリンターで製作した作品
 一生懸命3Dモデリングをしています。
溶かした樹脂を積み重ねて造形します。
 不要なサポート材を取り外し,研磨します。
 自分の設計通りの作品ができました。
モジュールを付け替えてレーザー刻印もできます。
 レーザー刻印された木材
 3Dプリンター(光造形方式)
 液体状の樹脂(レジン)に点状の紫外線(UV)を当てて造形します。
 部員が作った3Dモデル
 細かい部分まで精密に出力できました。

活動について

活動方針

○コンピューターを指示通りに動かす体験から「論理的思考」の習得を目指す。
○共同作業により社会性や協調性を育み、学校生活を充実させる。

活動内容

★3Dプリンターを使ったモデルの実体化
★「Scratch」や「BOLT」を使ったプログラミング
★様々なツールを使ったゲーム・イラストの作成