総合型選抜入学試験1期【トピック・レポート型】要項

2026年度

出願資格

2026年4月1日現在満18歳以上で、次の1から4の条件をすべて満たす者。

1.次のいずれかに該当する者。
 現役高校生・過年度卒業生(2026年4月1日現在満23歳以下)
 ■高等学校または中等教育学校を卒業した者および2026年3月卒業見込みの者。
  ※ただし、通信制高等学校にあっては、2025年度中に卒業または卒業見込みの者を含む。
 ■通常の課程による12年の学校教育を修了した者および2026年3月修了見込みの者。

2.出願する際の基準
 文学部、生活科学部、経営学部の学科および未来教養学環は、全体の学習成績の状況(評定平均値)による基準を設けない。
 看護学部看護学科は、全体の学習成績の状況(評定平均値)が3.5以上である者。
 ※学習成績の状況(評定平均値)は、次のものを使用し判断する。
 ・現役高校生は出願時に高等学校が出し得る最新の成績(第1学年から高等学校が出し得る最新の学期の成績まで)、
  過年度卒業生は高等学校修了時の成績
 ・廃校その他の理由により、高等学校修了時の成績が証明できない場合は、個人所有の成績通知表

3.学環・各学科の「アドミッション・ポリシー」の趣旨にそう者。

4.出願時に、学環・各学科(コース)で提示する課題を提出できる者。

選抜方法

志望理由書、課題、本学で実施する面接試験、および調査書を用いて、多面的・総合的に評価を行い、合格者を決定します。

併願

他大学等との併願を認めます。
ただし、本学総合型選抜入学試験1期の入学手続き(学費延納手続きを含む)をした場合、本学総合型選抜入学試験2期および他試験区分への出願はできません。

出願期間

2025年9月1日(月)~9月25日(木)〈書類必着〉
※出願登録は締切日16時30分までとなります。
※9月23日(火)は9時00分~16時30分まで窓口受付します。

入学検定料支払期間

2025年9月1日(月)~9月25日(木)
※入学検定料支払いは締切日16時30分までとなります。


出願書類

(1)出願確認票
   Web出願登録時にプリントアウトしてください。
(2)志望理由書①・②
   下記のリンクからダウンロードしてください。
(3)写真
   (4㎝×3㎝、出願前3ヶ月以内に撮影、正面上半身脱帽、
     無背景)
(4)学環・学科コース別課題
   課題についてはページ下部をご参照ください。
   課題提出にあたり、表紙・原稿用紙は下記のリンクから
   ダウンロードしてください。

(5)出身学校調査書

 ※出願前に必ず2026年度学生募集要項をご確認ください。

入学検定料

32,000円

試験日

文学部・生活科学部・看護学部・経営学部 
2025年10月11日(土)
未来教養学環              
2025年10月18日(土)
※集合・面接試験の時間は、個別に受験票で通知します。

試験会場

本学試験場

合格発表日

2025年11月4日(火)

入学手続期間

2025年11月5日(水)~11月12日(水)〈書類必着〉
※11月5日(水)窓口受付不可

学費延納期限

2026年3月25日(水)〈書類必着〉

新入生特待制度

入学予定者で本学『新入生特待制度』の利用を希望する場合は、下記のリンクを参照ください。

入学前教育プログラム

入学手続者(学費延納手続きを含む)は、入学までに本学で実施する入学前教育プログラムに参加することとなります。日程・内容等の詳細は、合格通知書送付時にお知らせいたします。 なお、このプログラムは、総合型選抜入学試験の入学手続者(学費延納手続きを含む)は、全員参加することになりますので、留意してください。

1期【トピック・レポート型】について

総合型選抜入学試験1期に出願する場合は、出願確認票と志望理由書①(写真を貼付)・②、出身学校調査書に加え、各学科(コース)で提示する課題を出願期間内に提出してください。

課題を提出する際には必ず所定の表紙・原稿用紙を使用(本学受験生サイトからダウンロード)してください。表紙には氏名・課題図書名など必要事項を記入する欄が設けられていますので、記入漏れのないようにご注意ください。

課題図書は、一般の書店でも取り寄せることができますが、本学キャンパス内「茨城キリスト教学園生協」でも6月上旬より販売しますので、ご利用ください。

※土・日・祝日は閉店
学園生協連絡先:茨城キリスト教学園生協(直通)TEL 0294-25-5285 

学環・学科コース別課題

現代英語学科

課題図書を読んで、課題に答えなさい。以下の課題解答用紙に本人手書き、またはパソコンでの作成のいずれも可とします。

●課題図書 今井むつみ 著 『英語独習法』 岩波新書 968円(ISBN:978-4-00-431860-6)


児童教育学科 児童教育コース

課題図書を読んで、次の2つの課題に答えなさい。所定の原稿用紙に横書き、本人手書きとします。

●課題図書 白井俊 著  『世界の教育はどこへ向かうか—能力・探求・ウェルビーイング』 中公新書  990円(ISBN:978-4-12-102844-0)
【課題1】序章、第1~5章、終章の中から1つの章を取り上げ、その内容を400字程度で要約してください。
【課題2】この本を読んで、学校教育との関連において、あなたが考えたことを800字程度で述べてください。

児童教育学科 幼児保育コース

課題図書を読んで、次の2つの課題に答えなさい。所定の原稿用紙に横書き、本人手書きとします。

●課題図書 黒柳徹子 著  『窓ぎわのトットちゃん 新組版』 講談社文庫  880円(ISBN:978-4-06-293212-7)
【課題1】トットちゃんの通ったトモエ学園では、どのような教育が行われていたか、この本を読んだことのない人に、トモエ学園の教育が解かるよう、600字以内で説明してください。
【課題2】あなたがトモエ学園の先生になるとしたら、どんな力が必要とされると思いますか。それは、どのエピソードから読み取れましたか。そのエピソードの掲載された章のタイトルを挙げ、そのような力が必要とされると考えた理由を、800字以内で説明してください。

文化交流学科

課題図書を読んで、次の2つの課題に答えなさい。所定の原稿用紙に横書きとし、本人手書き、またはパソコンでの作成のいずれも可とします。

●課題図書 ブレイディみかこ 著 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 新潮文庫 737円(ISBN:978-4-10-101752-5)
 ※同書は全2冊発売されていますが、第1巻のみを課題図書とします。
【課題1】この本を読んだ感想を、400~500字程度で書いてください。
【課題2】これからの日本社会で「エンパシー」が必要となる場面はどんな場面ですか。この本を参考にして、あな たの考えを1,000字程度にまとめてください。

心理福祉学科

課題図書を読んで、次の2つの課題に答えなさい。所定の原稿用紙に横書き、本人手書きとします。

●課題図書 東浩紀 著 『訂正する力』 朝日新書 935円(ISBN:978-4-02-295238-7)
【課題1】この本で作者が伝えたいことを400字程度で要約してください。
【課題2】この本を読んで、心理学や社会福祉学との関連において、あなたの考えたことを800字程度で述べてください。

食物健康科学科

課題図書を読んで、次の2つの課題に答えなさい。所定の原稿用紙に横書き、本人手書きとします。

●課題図書 佐藤成美 著 『本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学』 講談社ブルーバックス 1,100円(ISBN:978-4-06-528080-5)
【課題1】健康上のリスクと食べものの関連について、可能であれば自らの実体験を交えてまとめてください(400~500字程度)。
【課題2】食に関する正しい情報をどのように入手すべきか、あなたの考えを述べてください(400~500字程度)。

看護学科

課題図書を読んで、次の2つの課題に答えなさい。所定の原稿用紙に横書き、本人手書きとします。

●課題図書 村上靖彦 著 『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』 中公新書 924円(ISBN:978-4-12-102646-0)
【課題1】この本の内容を400字程度で要約してください。
【課題2】この本の内容について、あなたの考えを800字程度で述べてください。

経営学科

課題図書を読んで、次の2つの課題に答えなさい。所定の原稿用紙に横書き、本人がパソコンで入力して下さい。

●課題図書 村上稔 著  『買い物難民対策で田舎を残す』 岩波ブックレット  682円(ISBN:978-4-00-271033-4)
【課題1】この本で述べられている買い物難民対策において、あなたが特に重要と考える対策とその理由を論拠とともに400字以内で述べてください。
【課題2】課題1であなたが取り上げた対策を進めるに当たってどのような障害や困難が想定されますか。またその障害や困難を克服するためにどのような取り組みが必要となるか、あなたの考えを800字程度で具体的に述べてください。

未来教養学環

次に示す2つのテーマから1つを選択し、2つの課題に答えなさい。所定の原稿用紙に横書きとし、本人手書き、 またはパソコンでの作成のいずれも可とします。

<テーマ1>
高等学校の科目「総合的な学習の時間」または「総合的な探究の時間」の活動に関して次の課題に答えなさい。
【課題1】取り上げたテーマ、活動に関して400字程度でまとめてください。
【課題2】活動を通して確認できたことをまとめ、それに対するあなたの考えを800字程度で述べてください。

<テーマ2>
複雑化する環境・経済・社会課題に対して、各地域がそれぞれの地域資源を最大限活用しながら自立・分散型の社 会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、環境・経済・社会の統合的な向上を目指す考え方が重要になっています。
参考)
地域循環共生圏ポータルサイト
https://chiikijunkan.env.go.jp/
環境ビジネスの先進事例集
www.env.go.jp/policy/keizai_portal/B_industry/frontrunner/
【課題1】環境・経済・社会の統合的な向上を目指す上で、あなたが特に重要と考える課題とその理由を300字程度で述べてください。
【課題2】いくつかの事例を取り上げながら、あなたが住む地域の課題解決にどのような取り組みが考えられるか、800字程度で述べてください。