まだまだ編集中です。 データサイエンスの実践として、表計算ソフトを利用した基本的な統計処理や分析に基づき、現状の把握や問題解決案を検討することができる。
アンケートや調査などによって得られたデータは、眺めているだけでは何の役にも立たない。データは要約し、分析されてはじめて意味のある(役に立つ)情報となる。
表計算ソフトは、いくら“使い方”を学んでも、それを用いてデータをどのように分析(処理、計算)するかを知らなくては使いようがない。この実習ではデータサイエンスの実践として、前述のような様々な問題の分析の基礎となる、表計算ソフト Microsoft Excel を用いた統計処理やオペレーションズ・リサーチ(OR;作戦研究)の基礎を実習する。
なお、この実習では、“数字が苦手”であっても理解できるよう、グラフ化により視覚的に理解しやすい分析手法ばかりを取り上げているので、PC の基本操作ができる方には気楽に受講してもらいたい。演習方法は、まず例題を教員の説明および指導にもとづいて一緒に作成し、その後、異なるデータを用いて例題同様の処理・分析を行う(課題)ことになります。この実習を受講すれば、実際の問題解決のための表計算や、複雑なグラフの描画とその解釈など、本当の意味での Excel が使える人(Excel で仕事ができる人)になれるでしょう。
課題により評価する。
コンピュータ基礎 I または II を履修済みであるか、Windows の基本操作ができること。
教養課程の「はじめての統計学」を併せて履修(後でも先でも)するとより理解が深まります。