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学校長挨拶

 かねてより病気療養中の小澤則男校長に代わり、6月1日より校長に鈴木龍夫が就任いたしました。

学校長  鈴木 龍夫
最初に建設された校舎
最初に建設された校舎
:1949年頃
第1回入学式
第1回入学式は芝生の上
:1948年


 この度の震災により被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 さて、あの大地震の日、本校においても約800名の中学生と高校生、そして約70名の教職員がともに本校グラウンドに避難しました。夕方5時前に、学園体育館に全員が移動し、保護者の迎えを待ちました。そして、約半数近くの生徒と教職員が体育館で一夜を過ごすことになりました。『これからどうなってしまうのだろう?』という不安と寒く暗い夜でした。

 このような状況の中で、生徒たちはどのように行動したでしょうか。この<危機>の中で、緊張感や不安は十分すぎるほどあったでしょうが、生徒たちは何一つ不平や不満などを言わず、整然と行動していました。さらに、体調の悪い者を気遣い、年長者(高校生)は年下(中学生)に少ない毛布を分け与えるなどしていました。そして、寒さと不安に耐え、皆で寄り添い励まし合っていました。

 他方、教職員は皆が率先してそれぞれが手分けして、電気、水、食料そして保護者の出迎えなど疲れを見せず、徹夜で働き通しました。 

 このような光景を見て、私は感動し、涙が出ました。わたしは生徒たちに助けられました。そして、教職員に助けられました。普段、学校生活の中で教えている本校教育の柱である『隣人愛』や『ともに生きる』などの聖書の教え、そして状況に応じた適切な判断ができるなどの事柄を生徒に身につけていたことがわかりました。私は感動と感謝を持って次のように申し上げます。『私にとって生徒と教職員が誇りある』と。

 さて、これから中学生になる皆さん、これから高校生になる皆さん。人生の中でもっとも多感であると同時に一生の方向をも決めるといっても良いほどの大切な時期である中学時代、そしてそれに続く高校時代。この青年時代を本学園で過しませんか。

 もちろん、本校に入学すれば、進学や学習についても他校に負けません。東大合格者も出ています。また、県立高校より待遇の良い学業特待制度も高校にはあります。さらに、学園内には大学もあり4つの学部を備えており、内部進学もあり有利に進学できます。 

 しかし、人生は勉強だけではありません。≪生きる意味≫や≪生き方≫はむしろ勉強よりも大切なこともあります。これらについて学べることも本校教育の大きな特徴です。

 まずは一度、学園に来てください。広さ、環境の良さにも驚くことでしょう。茨城県内にこのような学校があったのかと。

       校長 鈴木龍夫

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