9.1-1

サンドアートフェスティバル　2010（1）

　　　2010年7月17日（日）に、茨城県日立市の河原子海岸にて「ひたちサンドアートフェスティバル 20101」が開催されました。日本海水浴場百選（環境省）に選ばれた地元河原子の美しい砂浜を舞台に、わくわくする街づくりを目指して開かれる、夏の海のイベントです。昨年までは日立市役所と河原子学区地域コミュニティ主催で，「海のチャレンジフェスティバルin河原子」が開催せれていました。今年度からは，「ひたちサンドアートフェスティバル」と名前を変え，地域住民，特に地元の若者たちが日立青年会議所主導のもとで事業を受け継ぎ，よりパワフルで面白いイベント作りを始めました。

　　サンドアートフェスティバルでは，従来通りにサンドアートを製作するほか，各種ビーチスポーツ、チャリティウォーキング、クルージング体験など新しいイベントを盛り込みました。目玉の一つであるサンドアートはスケールアップし、高さ5m程の大型砂像を3体作成し，国内外のプロの彫刻家を呼んで砂像作製を依頼しました。また，本学美術部や英語学科の学生を始め，地元有志による中型砂像も作りました。さらに，今年からもう一つの目玉として，全国的に著名な野村花火工業による劇場型花火も始めました。昨年より大幅にパワーアップしたこともあり，今年は従来の10倍近い，約20,000人のお客さんに来場いただきました。
　
　　若者の手で日立の街が活気づき，以前の輝きを取り戻すことを強く次第です。

砂像の製作（本番1週間前）

本学美術部による砂像作製。砂像作りには約1週間かかります。授業の合間を縫って海岸に通い，砂像を削っていきます。