学科の紹介

学科主任メッセージ

CEO

 

  近年、少子高齢社会が進展する中でいかに健康で長生きできるかということが個人ならびに社会の大きな課題となっています。
 健康づくりの3つの柱は「栄養」・「運動」・「休養」です。特に、管理栄養士や栄養教諭は、「食と健康」の専門職として社会的に求められる人材となっており、そのニーズは今後さらに高まるものと思われます。
 
 本学科は、平成12年に茨城県内初の管理栄養士養成課程として設立されました。これまでに巣立った卒業生の多くが、病院、高齢者施設、学校、行政、保育園、企業等で健康・栄養管理、栄養教育に従事し、個人や集団あるいは地域の健康づくり、QOLの向上に力を発揮しています。

 4年間の学びの柱となる本学科のカリキュラムは、初年次教育、導入教育、教養教育の充実を図りつつ、社会の要請に対応できる専門職としての実践力を育成する教育内容をふんだんに取り入れた内容になっています。また、入学前教育や管理栄養士国家試験対策についても、学科教員が一丸となって、強化を図り、学生の皆さんの学びを力強くサポートする体制を整えています。

本学科では、栄養士免許と管理栄養士国家試験受験資格に加え、栄養教諭一種免許、中学校教諭一種免許(家庭)、高等学校教諭一種免許(家庭)、食品衛生監視員(任用)、食品衛生管理者、社会福祉主事(任用)のライセンスが取得可能です。就職率は、毎年95%前後を維持しており、教職課程(栄養教諭・家庭科教諭)においても、毎年複数名の教員採用試験合格者を出しています。
また、2011年度より大学院生活科学研究科(食物科学分野・人間栄養学分野)を設置しており、学部卒業後に専門性を学究的に深める環境も整っています。

 遥かに太平洋が望めるキャンパスは、四季折々の自然の美しさと風情に恵まれ、本学の基本理念である「キリスト教精神による人格教育」とあわせて、豊かな人間性が育まれる最適な環境です。共に学び、共にふれあいながら、人々の健康と明るい未来をつくっていきましょう。