高校までの学びとは異なり、大学で学ぶ科目はより細分化・専門化され、大学教員も個々の専門分野をもった研究者である。学生は自己の将来をしっかりと見据え、大学での学びを理解することで、充実した大学生活を送ることができる。
大学での講義や演習では、レポートを作成したり、人前で発表したりする機会が多々ある。しかしながら、近年の学生の中には、レポートが感想文になっていたり、e-mail のように一文一文が勝手気ままに改行(段落づけ)されていたりと、レポートとは思えない文書を書くものが散見される。
この演習では、自己の目標と大学での学びの意義を確認すること、および、大学での学びに必要なレポートを作成するにあたっての“物の考え方”(レポートのテーマについて、どのようにアプローチしていくか)や資料の集め方、分析・考察など、具体的にどうやっていけばよいのかを学ぶために、社会問題などについて実際にレポートを作成しながら考えていく。また、レポートを書くときの文体や構成を始めとする、基本的な文章の書き方についても再確認する。
なお、この演習では、現代社会の問題や関心の向けられているテーマについてのレポート作成を行うので、新聞やテレビニュースなどを見て世の中の動向を掴んでおくこと。また、レポート中の文章は新聞記事のような客観的で論理的なものとなるので、作文が不得意のものは新聞記事の表現に慣れておくこと。
「。」 や 「、」 は何のためにあるのか。 “文” とは何か。 “段落” とは何かを確認します。
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