授業概要

 高校までの学びとは異なり、大学で学ぶ科目はより細分化・専門化され、大学教員も個々の専門分野をもった研究者である。学生は自己の将来をしっかりと見据え、大学での学びを理解することで、充実した大学生活を送ることができる。

 大学での講義や演習では、レポートを作成したり、人前で発表したりする機会が多々ある。しかしながら、近年の学生の中には、レポートが感想文になっていたり、e-mail のように一文一文が勝手気ままに改行(段落づけ)されていたりと、レポートとは思えない文書を書くものが散見される。

 この演習では、自己の目標と大学での学びの意義を確認すること、および、大学での学びに必要なレポートを作成するにあたっての“物の考え方”(レポートのテーマについて、どのようにアプローチしていくか)や資料の集め方、分析・考察など、具体的にどうやっていけばよいのかを学ぶために、社会問題などについて実際にレポートを作成しながら考えていく。また、レポートを書くときの文体や構成を始めとする、基本的な文章の書き方についても再確認する。 

 なお、この演習では、現代社会の問題や関心の向けられているテーマについてのレポート作成を行うので、新聞やテレビニュースなどを見て世の中の動向を掴んでおくこと。また、レポート中の文章は新聞記事のような客観的で論理的なものとなるので、作文が不得意のものは新聞記事の表現に慣れておくこと。

日本語の基礎の確認

 「。」 や 「、」 は何のためにあるのか。 “文” とは何か。 “段落” とは何かを確認します。

  1. 次の記号の読み方を答えよ。
     
    1. 「。」
    2. 「、」
       
  2. 次の文章には 「。」 や 「、」 が抜けているので、自分でそれを補い、その上で文の数がいくつあるか答えよ。
     
     わしは製粉業者の息子だったからそういうことが分からないようなことは一度もなかったわしはまだ小学生だったが兄貴はもう製粉所でおやじの手伝いをするようになっていたおやじに言わせると兄貴はもう大人も同じだった力はあるし手ざわりで穀物を見分けることもできれば水車の構造にもよく通じていたそれに製粉所には荷馬車屋二人を入れても十人しか職人がいなかったがこの連中とも仲良くやっていた兄貴はもちろん水門のことはよく知っていたしどうやって水車に適当な水量を流してやるかということも承知していた兄貴はそういうことがみんな好きだったのだ
     
  3. 次の i ~ viii のうち、文には○を、そうでないものには×をつけよ。
     
    1. 少年の日の思い出
    2. 「さようなら。」と彼は言った。
    3. あなたは誰ですか。
    4. 春の陽ざしはまぶしく暖かい。
    5. 来春から中学生。
    6. 一年二組の教室
    7. 独り歩き
    8. 感激!
       
  4. 日本語の段落とはどのようなものか答えよ。
     

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レポートって何を書けばいい?

レポートの作成手順

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