大学院

大学院生活科学研究科食物健康科学専攻
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昼夜間開講制、長期履修制度、中高家庭科教諭専修免許,栄養教諭専修免許の取得

大学院生 紹介

三田寺里美さん(2017年3月修士号取得 深津研究室)

研究テーマ                           「酸化ストレスが関与する疾患とその防御             ~糖尿病性血管障害の新規発症機構解明とがん病態への応用~」

近年わが国では、生活習慣病患者が増加してい ます。中でも糖尿病患者の増加は著しく、合併して起こる糖尿病性血管障害は社会的問題と なっています。しかし、糖尿病によって引き起こされる血管障害の詳しいメカニズムは分かっていません。
このことから、ヒト臍帯静脈内皮細胞を用い、高グルコース状態で培養したものを糖尿病モデル細胞とし、新規原因物質の探求を行い、また、糖尿病モデル細胞に食品機能性成分の添加を行い培養することで、糖尿病性血管障害の改善に可能性のある食品機能性成分の特定も行いました。大学院生活は貴重な研究に携わる機会をいただき、また、講義では少人数ならではの近距離で先生方と会話もしながらお話を聞くことができ、とても充実した大学院生活を送ることができました。

国際活動 U.C.Davisとの大学間連携協定 実績を積んでいます

大学院では国際交流の推進に取り組んでいます。2012 年にはアラバマ大学バーミングハム校(UAB)と連携協定を結び、さらに、2013年、カリフォルニア大学デイビス校(U.C.Davis)と 大学間連携協定と研究協定を結び、共同研究を進めています。U.C.Davisは学生数33,000人、 101の学士課程、90の修士課程を擁する全米一大きな人気大学で、特に食品や農学 の分野では高い研究成果を挙げています。他にも、国際シンポジウムに参加するなど、国際活動も活発に行っております。

U.C.Davisで意見交換と交流

過去の修士論文 

「後発酵茶(黒茶)の香気成分に関する研究」
 高梨豊明2013(川上研究室)
「障がい児の日常生活における身体活動量の評価:二重標識水法
 と加速度計法による検討」軍司さなえ2013(大和田研究室)
「チャチャルガンの葉抽出物によるマウス脂質代謝変動に関する
 研究」中田浩貴2014(梶田研究室)
「食品中に含有するα-glucosidase阻害活性物質の探索及びイン
 ビトロ消化法の確立に関する研究」
 目黒周作2015(川上研究室)
「オレンジにんにくの成分解明と機能性に関する研究」
 堀江隼人2016(川上研究室)
「烏龍茶の香気成分に関する研究」見目美穂2016(川上研究室)