#author("2018-02-09T17:26:39+09:00","","")
** READ〜DATA文 [#db74b0cf]
#author("2023-01-31T10:37:44+09:00","default:maa","maa")

プログラム中の任意の位置に、あらかじめデータを置いておき、必要に応じて読み出して利用するために、READ〜DATA 文を利用することができる。
次のプログラムは、50 行目のDATA文で用意されたデータを、20 行目の READ 文で順次読み出し、表示するプログラムである。

 10	FOR I=1 TO 5
 20		READ A
 30		PRINT A
 40	NEXT I
 50	DATA 2,4,6,8,10

これまで使用してきた変数は、数だけを扱ってきたが、文字列を変数で扱うこともできる。文字列を扱う変数は変数名の後ろに ”$” マークを置く。

 10	A$="こんにちは"	'(PRINTやINPUT同様、文字列は" "で囲む)
 20	PRINT A$

READ〜DATA 文においても、数変数、文字列変数の両方を利用できるが、誤って文字列変数に数を読み出したり、数変数に文字列を読み出さないように注意しなければならない。また、変数をカンマで続けて書けばデータを一度に読み込める。

 10	READ H,NAME$
 20	PRINT "身長";H;"cm","氏名";NAME$
 30	DATA 173,"有澤正樹"

:[課題6]|次のような成績に関するデータがある。データの項目は、左から氏名、国語、数学、英語の順になっている。一覧表を作成するとともに、各人の 3 科目平均点も一覧表に加えよ。
 DATA "山田一郎",80,65,70
 DATA "山田二郎",70,55,75
 DATA "山田三郎",75,80,70

:[課題7]|課題 6 を拡張し、科目ごとの平均点を一覧表に加えよ。
&br;[ヒント] 3 人のデータを読み込みながら表示するループの中で、各科目ごとの合計を計算しておく必要がある。そして、ループの外で、各科目合計点を 3 で割ればいい。

RIGHT:[[[BASIC言語の基本命令文と文法に戻る]>コンピュータ実習II#md798e85]]


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