#author("2018-02-05T15:56:05+09:00","","") *到達目標 [#f1bfed59] 表計算ソフトを利用して基本的な統計処理を行うことができる。 #author("2018-02-05T15:57:15+09:00","","") *授業概略 [#wbb4ffc1] アンケートや調査などによって得られたデータは、眺めているだけでは何の役にも立たない。データは要約し、分析されてはじめて意味のある(役に立つ)情報となる。 表計算ソフトは、いくら“使い方”を学んでも、それを用いてデータをどのように分析(処理、計算)するかを知らなくては使いようがない。この実習では、前述のような様々な問題の分析の基礎となる、表計算ソフト Microsoft Excel を用いた統計処理の基礎を実習する。 なお、この実習では、“数字が苦手”であっても理解できるよう、グラフ化により視覚的に理解しやすい分析手法ばかりを取り上げているので、PC の基本操作ができる方には気楽に受講してもらいたい。演習方法は、まず例題を教員の説明および指導もとづいて一緒に作成し、その後、異なるデータを用いて例題同様の処理・分析を行う(課題)ことになります。この実習を受講すれば、どんな難しく複雑なグラフも描けるようになるでしょう。 *授業計画 [#y5badde0] -データの特徴を見る (度数分布表、ヒストグラム) -データの特徴を読む (平均値、中央値、最頻値、分散、標準偏差、歪度、尖度) -対応しているデータの関係を知る (散布図、相関係数) -対応しているデータから予測する 1 (回帰分析、寄与率) -対応しているデータから予測する 2 (多項式回帰) -時系列データから規則性を知る (時系列分析、移動平均法、最小二乗法) -データが属するグループを判別する (判別分析、散布図、層別散布図) -待ち行列を分析する(確率モデルによるシミュレーション)