茨城キリスト教大学

2017年度ファンショーカレッジへの海外留学生 NT 1月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
N. T.(現代英語学科)
at Fanshawe College【CA】

こんにちは。留学生活も残すところ、約1ヶ月半となりました。ストライキの影響で冬休みが短くなり、1月は3日から授業が開始されました。また、授業日程もずれ込み、当初の予定では、冬休み前に終わるはずであったクラスが延長し、1月中旬に修了しました。今回は授業やテスト、ホームシックについて書いていきたいと思います。

授業内容は、以前も書きましたが、Core、Listening & SpeakingとAppliedという3つの授業で構成されています。Coreでは、主にReadingやWriting、Grammarを中心に習います。3つの授業の中で、この授業の成績の比率が半分以上なのでとても重要です。Coreの中でも一番重要なスキルがWritingです。苦手な人が多い分野だと思いますが、英語を学ぶ上でとても大切になってきます。一つのトピックを選び、最終的にEssayを書き上げます。留学するまでEssayの書き方を知らなかったので、難しい課題ではありますが、とても勉強になります。前回のクラスでは500字ほどのEssayを書きました。ただ自分の考えを書くだけではなく、根拠となる情報を入れるためにインターネットなどを使ってリサーチもします。勿論、調べるものもすべて英語なので一苦労ですが、Writingの配点は高く、また重要なスキルになるので、試行錯誤しながら取り組んでいます。

Listening & Speakingでは基本的に、TEDという様々な分野の方々が自分たちの考えを伝える講演会の映像を見ながら授業が進んでいきます。TEDで話している方々はプレゼンテーションのプロなので、どのような表現をしているかということは勿論、プレゼンテーションでの振る舞い方を学ぶことができます。ぜひ、気になる人はインターネットから検索して見てみてください。とても参考になると思います。他に、授業ではプレゼンテーションやディベートを行い、実践的な英語に触れています。

Appliedは、レベルによって内容が違って、前回や今回のクラスでは劇について勉強したり、実際に演じたりしています。日本ですら、小さいとき以来、劇をやっていないので、英語の劇をやるということに戸惑いを感じていましたが、最終的にはクラスメイトと楽しくできたので良かったです。

次に、それぞれのレベルの最終週に行われるテストについて書いていきたいと思います。テストはWritingとComprehensive Examの2種類です。前回のクラスでのWritingは、書かれたEssayの中で抜けている部分があるので、前後の文脈を考えながら埋めていくというものです。すでにテーマが決まっていて、自分の意見を自由に書ける訳ではないので、多少難しかったですがなんとか書き上げることができました。

Comprehensive Examは、CoreとSpeaking & Listeningの融合問題です。そのレベルで習ったすべての項目が出題範囲ですが、先生が直前に復習の時間を与えてくれたので、きちんと復習した上でテストに挑むことができました。難易度はそれほど高くなく、また、選択問題なので落ち着いて解けばクリアできると思います。

また、新年を初めて海外で迎えました。日本のお正月は、家族そろっておせち料理を食べるのが風習ですが、カナダではそれがクリスマスにあたるので、お正月は特に何もないようです。友人に聞くと、お正月は、友人とパーティーをして年を明けることが主流と言っていました。お正月当日、ホストマザーは一日中仕事に行き、私は予定がなかったので家で過ごしたのですが、どうしても日本のお正月を想像してしまい、自分が家に一人でいることに孤独を感じてしまいました。

カナダに来たばかりのころは、多少ホームシックにかかったものもすぐに立ち直れましたが、今回はこれまで以上に感じました。幸いにも、学校が3日からだったので、友達と再会して話しているうちに治りました。後から考えると、きっと1人で1日中家の中で過ごしていたことが良くなかったのだと思います。これから留学に行く方はホームシックを感じたときにはぜひ友達に会うことをお勧めします。友達に会うことで、ホームシックは自然に消えていくと思います。