2023年度に向けて(学長メッセージ)
2023年3月10日掲出
茨城キリスト教大学
学長 上野 尚美
学生の皆さん、保護者の皆様、本学教職員、関係各位
2023年2月10日に政府の新型コロナウイルス感染症対策本部において「マスク着用の考え方の見直し等について」が決定されました。これを受けて本学でも、今後の方針を真摯に検討いたしました。その結果、本日この文書の掲出をもって、下記の方針に切り替えることといたします。学生の皆さんや保護者の皆様、本学教職員、その他の関係各位とも、どうぞご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
(1)2023年3月13日以降、これまでIC-UNIPA等でお示ししてきた新型コロナウイルス感染症対策に関する本学発行の文書・指針等をすべて撤廃します。学生の皆さんが感染した場合には、本学が「公欠」の対象とする他の学校感染症(インフルエンザ等)と同等の手続きをとっていただくこととなりますのでご承知おき下さい。詳細は今後のガイダンス等で周知いたします。
(2)授業に関しては、教室の座席数制限を設定せず、対面授業を基本といたします。
(3)これまで推奨してきたマスクの着用、手指のアルコール消毒、ソーシャル・ディスタンスの確保、ワクチンの接種等、一連の感染対策について、今後はすべて皆様ご自身の判断を尊重します。対策についての考え方を本学教職員が強いることもお声がけすることもありません。学生の皆さんも同様に他の方の判断を最大限に尊重し、決して差別的な事象が生じることのないキャンパスにしていきましょう。
(4)新型コロナウイルス感染症が流行する以前から、医療施設における実習等ではマスク着用等が求められることがありました。そのような特別な施設で学外実習を行う際は、これまでと同様に本学担当教職員および実習施設の指示に従ってください。
(5)今後の状況によって、変更が生じる場合には適宜対応いたします。
学生の皆さんへ
本学では、学長を代表とする「新型コロナウイルス対策会議」を2020年3月より立ち上げ、コロナ禍におけるすべての活動(授業、研究・クラブ活動等)を随時見守りつつ、都度の状況に応じ様々な対策を講じてきました。当初から「学びをとめない」とのスローガンを掲げ、効果的な教育活動持続のために慎重な判断を続けて参りました。その一方で学生の皆さんが本来思い描いていた学び、交流、活動などの妨げになったのではないかと心配しています。それもひとえに皆さんが安心して学生生活を送ることができるようにという願いから講じた施策であったことをご理解いただければ幸いです。
今後は、皆さんの青春の1ページを刻むような大学生活が行われるよう願っています。