茨城キリスト教大学

経営学科:脱炭素の最前線!経営特講ⅡでJERA様がご講演

経営学科の授業「経営特講Ⅱ」では、地域で活躍する企業の方々をゲスト講師として招き、リアルなビジネスの現場を学ぶ講演シリーズを行っています。今年度は4月から隔週でゲスト講演と学生によるグループワークを交互に実施しています。

■ 株式会社JERA 東日本支社長 安倍正規氏(7月7日ご講演)

東京電力と中部電力の燃料・火力部門が統合して誕生したJERA様は、国内の発電電力量の約3割を担う日本最大の発電会社です。今回は東日本支社長の安倍正規氏に「脱炭素社会に向けたJERAの挑戦」と題してご講演いただきました。

講演では、まず電力事業の基本的な仕組み(発電・送配電・小売の3つの流れ)とJERAが「発電事業」を担う会社であることが丁寧に解説されました。続いて、COP30をはじめとする世界・日本の脱炭素動向や、日本が島国であるがゆえのエネルギー自給率の低さ(約15%)と地政学的リスクについても説明いただきました。

特に学生の関心を集めたのは、JERAが推進する脱炭素戦略「JERAゼロエミッション2050」の具体的な取り組みです。碧南火力発電所での石炭へのアンモニア20%混焼実証実験の成功や、2030年代の水素転換へのロードマップ、さらには2035年度までに再生可能エネルギー2,000万kWを開発するという目標など、教科書では学べない最前線の経営戦略・技術開発の実態を知ることができました。また、再生可能エネルギーの出力変動を補う「調整電源」として火力発電が果たす現実的な役割についても、需給変動のグラフを用いてわかりやすくご説明いただきました。

常陸那珂火力発電所を擁する茨城県にとっても身近な企業であるJERAの講演は、エネルギー問題を自分事として考える貴重な機会となりました。

講演の様子

関連資料

今後も様々な企業・業界からゲストをお迎えし、学びを深めていきます。