茨城キリスト教大学

教員インタビュー

経営学科教員 栗原 正樹

どんな未知や困難にも対応できる力を身につけよう!

本学の経営学科では、キリスト教倫理観を基礎とした、教養ある経営を学べるのが大きな魅力です。宗教は古くから、人々の行動規範を形成する上で重要な役割を果たしてきました。経営学の一部門である「会計学」でいう、売上や経費、利益は、キリスト教の犠牲と対価という概念にも通じます。みなさんがキリスト教徒でなくとも、その考え方は経営学を学び、自らのあり方を考える際に、とても参考になるはずです。加えて私が意識しているのは、難しい知識や用語をたくさん教えるのではなく、その根底にある基礎的内容を理解し、使いこなせるように指導すること。「知らないからできない」ではなく、未知の事態であっても、自分で考え対応できる知恵を身につけることが肝要だからです。本学科は少人数教育制で、自然と自分で考え、発言する機会も多くなります。失敗を恐れずに学び続けてください。必ず地力がついてきます。

受験生へのメッセージ

勉強でもなんでもいいので、大学生活を本気で楽しむ気持ちで入学してきてください。ただし、ここで言う「楽しい」は「楽だ」とは違います。本当の楽しさは、自分の可能性を信じ、本気で努力して、大変さを乗り越えた先にこそあるのです。そして、誰にでもできるような仕事ではなく、自分にしかできない仕事(天職)を見つけられる人生を歩んでほしいと願っています。AIやロボットでは代替できない、自分なりの価値を一人ひとりが追求していくことが、結果的に新たな可能性を生み、社会の進歩、豊かさの実現につながっていきます。