茨城キリスト教大学

大学院学則

第1章 総則

(目的) 第1条

茨城キリスト教大学大学院(以下「本大学院」という。)はキリスト教を教育の基本方針とする本学建学の理念に基づき、高度の専門の学術について、その研究方法、理論およびその応用を教授研究して学術・文化の発展に寄与するとともに、地域社会と国際社会に貢献する能力をもつ人材を育成することを目的とする。

(課程) 第2条

本大学院に修士課程を置く。

2 修士課程は、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力または高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養うものとする。

(研究科および専攻と教育目標) 第3条

本大学院に次の研究科および専攻を置く。

文学研究科 英語英米文学専攻
教育学専攻
生活科学研究科 食物健康科学専攻
看護学研究科 看護学専攻

2 文学研究科の各専攻は、第1条に掲げる目的を達成するため、以下のような人材の育成をめざして研究と教育の充実を図る。
(1)英語英米文学専攻は、英語学、英米文学および英語教育学の分野における精深な学識を授け、英語圏において培われてきた文化や伝統を社会に生かしうる良き市民の育成をめざすとともに、英語教員等の高度英語専門職業人の育成を図る。
(2)教育学専攻は、教育学、教育心理学、臨床教育学、特別支援教育の分野における精深な学識と実践力を授け、広く教育の発展に寄与する良き市民の育成をめざすとともに、教員や学校カウンセラー等の高度教育専門職業人の育成を図る。

3 生活科学研究科は、第1条に掲げる目的を達成するため、次のような人材の育成をめざして研究と教育の充実を図る。
(1)食物健康科学専攻は、食物科学および人間栄養学の分野における精深な学識と実践力を授け、高い倫理性と高度な専門知識・技術をもって地域社会に貢献する管理栄養士、食品衛生監視員、栄養教諭、家庭科教員等の高度専門職業人の育成を図る。

4 看護学研究科は、第1条に掲げる目的を達成するため、次のような人材の育成をめざして研究と教育の充実を図る。
(1)看護学専攻は、基礎看護科学および実践看護学の分野における精深な学識と実践力を授け、いずれかの領域で修士論文を作成するコースと、専門看護師を目指すためのコースの2コースにおいて、高い倫理性と高度な専門知識・技術をもって地域社会に貢献する専門的看護師、看護学研究やその教育を担う高度専門職業人の育成を図る。

(収容定員) 第4条

本大学院の収容定員は次の通りとする。

   入学定員 収容定員
文学研究科 英語英米文学専攻 10名 20名
教育学専攻 10名 20名
生活科学研究科 食物健康科学専攻 5名 10名
看護学研究科 看護学専攻 6名 12名

(修業年限) 第5条

修士課程の標準修業年限は2年とする。

2 本大学院における在学期間は、4年を超えることはできない。

(学年、学期、休業日) 第6条

大学院の学年、学期、休業日については茨城キリスト教大学学則(以下「大学学則」という。)第5条以下第9条までの規定を準用する。

第2章 教育課程、単位および履修方法等

(教育方法) 第7条

本大学院の教育は、授業科目の授業および学位論文の作成等に対する指導(以下「研究指導」という。)によって行うものとする。

(授業科目および単位数) 第8条

各研究科の授業科目および単位数は、文学研究科は別表1、生活科学研究科は別表2、看護学研究科は別表3の通りとする。

(履修方法) 第9条

文学研究科の学生は、2年以上在学し当該専攻の授業科目について30単位以上を履修し、かつ研究指導を受けなければならない。

2 生活科学研究科の学生は、2年以上在学し当該専攻の授業科目について30単位以上を履修し、かつ研究指導を受けなければならない。

3 看護学研究科の学生は、2年以上在学し当該専攻の授業科目について30単位以上を履修し、かつ研究指導を受けなければならない。ただし、専門看護師を目指すためのコースの学生は34単位以上を履修するものとする。

4 学生は、履修する授業科目の選択および修士論文の作成に際し、当該学生の研究指導を担当する教員(以下「指導教員」という。)の指導を受けなければならない。

5 各専攻は、学生の入学後すみやかに、各学生の指導教員を定め、学長に届け出なければならない。

(他の大学院等における授業科目の履修) 第10条

第34条に定める各研究科会議(以下、研究科会議)が教育研究上有益と認め、あらかじめ他大学の大学院と協議して双方の承認を得られたとき、学生は、当該他大学大学院の授業科目を履修することができる。

2 前項の規定により修得した単位は、10単位を超えない範囲で本大学院において修得したものとみなすことができる。ただし転入学の場合は、その限りではない。

3 前2項の規定は第22条の規定による留学の場合にも準用する。ただし、第23条の規定によるデュアル・ディグリー制度については第2項の規定を適用せず、その上限単位数については別に定める。

(単位の認定) 第11条

履修した授業科目の単位の認定は、筆記もしくは口頭による試験または研究報告によるものとする。

(入学前の既修得単位等の認定) 第12条

各研究科会議が教育研究上有益と認めたときは、学生が大学院に入学する前に本大学院または他の大学院において履修した授業科目について修得した単位(科目等履修生として修得した単位を含む)を、本大学院に入学した後の本大学院における授業科目の履修により修得したものとみなすことができる。

2 前項の規定により修得したものとみなすことのできる単位数は、転学の場合を除き、10単位を超えないものとする。

第3章 課程の修了および学位の授与

(課程の修了要件) 第13条

文学研究科の学生が修士課程を修了するためには、大学院に2年以上在学し、当該専攻の授業科目について30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、修士の学位論文の審査および次条に定める課程修了の審査に合格しなければならない。

2 前項の規定にもかかわらず、当該修士課程の目的に応じ、文学研究科が適当と判断した場合は、英語英米文学専攻の英語教育分野に限り、特定課題研究の成果をもって修士論文に代えることができる。

3 生活科学研究科の学生が修士課程を修了するためには、大学院に2年以上在学し当該専攻の授業科目について30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、修士の学位論文の審査および次条に定める課程修了の審査に合格しなければならない。

4 看護学研究科の学生が修士課程を修了するためには、大学院に2年以上在学し当該専攻の授業科目について30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、修士の学位論文の審査および次条に定める課程修了の審査に合格しなければならない。ただし、専門看護師を目指すためのコースを選択した学生は34単位以上を修得するものとする。

5 在学期間に関しては、上記の規定にも関わらず、当該研究科会議が優れた業績を上げたと認める者については、大学院に1年以上在学すれば足りるものとする。

6 修士論文および特定課題研究の審査基準は、各研究科会議において別に定める。

(課程修了の認定) 第14条

修士課程修了の認定は、各研究科会議が設置する審査委員会が前条に掲げる修了要件の充足を事前に審査し、その報告を受けて当該研究科会議が合格と決することにより行う。

(学位の授与) 第15条

修士課程を修了した者に対しては、次の学位を授与する。

文学研究科 英語英米文学専攻 修士(文学)
教育学専攻 修士(文学)
生活科学研究科 食物健康科学専攻 修士(食物健康科学)
看護学研究科 看護学専攻 修士(看護学)

2 学位授与に関する規程は別に定める。

第4章 入学、転学、留学、休学、退学および除籍

(入学資格) 第16条

大学院に入学できる者は次の各号の一に該当する者とする。

(1)大学を卒業した者
(2)外国において、学校教育における16年の課程を修了した者
(3)文部科学大臣の指定した者
(4)大学に3年以上在学し、本大学院が、所定の単位を優れた成績をもって修得したと認めた者
(5)その他本大学院が、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者

(入学の時期と出願) 第17条

入学の時期は学年の初めとする。ただし、再入学については学期の初めとすることができる。

第18条

大学院に入学を志願する者は、入学願書に所定の書類を添付し、検定料を添えて提出しなければならない。

(入学者の選考) 第19条

入学志願者に対しては選抜試験を行い、各研究科会議の議を経て入学者を決定する。

2 前項の考査の方法、時期については各研究科会議が定める。

(入学手続き) 第20条

選抜試験等の結果合格した者は、別に定めるところにより、入学の手続きをとらなければならない。

2 学長は、前項の入学手続きを完了した者に入学を許可する。

(転学) 第21条

学生が、他の大学院に転学しようとするときは、指導教員を経て学長に転学届を提出しなければならない。

2 他の大学院から本大学院に転学を希望する者については、欠員のある場合に限り、選考の上許可することがある。

(留学) 第22条

各研究科会議が教育研究上有益と認めたとき、学生は、本大学院との間にあらかじめ学生の相互交流を目的とする協定または本大学院からの留学に関する協議が成立している外国の大学院またはこれに相当する高等教育機関等に留学することができる。

2 前項による留学は、本大学院における学籍上の扱いを在学のままとする留学(以下、在学留学という)とし、留学期間は第5条2項の在学期間に含まれるものとする。

(デュアル・ディグリー制度による留学) 第23条

本大学院生は、本大学院が他の大学院(以下、提携大学院)との協定に基づき運用するデュアル・ディグリー制度において所定の要件を満たすとき、当該提携大学院に留学することができる。この場合の留学は、前条第2項に定める在学留学とする。

2 提携大学院に在籍する大学院生は、前項の制度において所定の要件を満たすとき、本大学院に留学することができる。

3 本条第1項および第2項に定める留学要件・修了要件等の詳細は、各研究科が提携大学院との協議により別に定める。

(休学) 第24条

休学については、大学学則第29、30、31条の規定を準用する。

(退学と再入学) 第25条

退学と退学者の再入学については、大学学則第25、26条を準用する。

(除籍) 第26条

次の各号の一に該当する者は学籍から除籍されることがある。

(1)第5条2項の在学期間を経て、なお所定の課程を修了できない者
(2)第24条の休学期間を超えて、なお就学できない者
(3)学生納付金の納付を怠り、督促を受け、納付期日を3月経過してもなお納付せず、かつ所定の手続きをとらない者