日立市・茨城キリスト教大学連携講演会(ご報告)

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日立市・茨城キリスト教大学連携講演会(ご報告)

 一昨年11月に日立市との間で締結した「地域連携に関わる基本協定」に基づき、生涯学習の推進や地域政策課題の共同研究が推進されています。
 そのなかに示されている共同事業の一つとして、昨年度につづき、日立市と本学の「連携講演会」を7月2日(土)本学キアラ館で開催いたしました。

 講師に、大英博物館アジア部日本名誉部長であり、現在明治大学客員教授として来日中のヴィクター・ハリス氏をお迎えし、 『ものと美意識〜大英博物館の蔵が語る日本のこころ-今と昔-〜』と題して講演していただきました。
 現代の日本人が忘れてしまった「ものづくり」としての誇り、日本の持つ技術についてお話いただき、 わたしたちに「自信」と「誇り」を取り戻す機会を与えられた講演でした。

 日本人は「創造すること」をしない、コピーが多い、と言われています。しかし、「陶器」・「刀」・「仏像」など日本が発見、 作り出したものが多く存在します。目の前の曇りを除くと本物が見えてくるものです。弟子が、先生の言われるとおりにつくる、 そして引き継がれていきます。技術が引き継がれていく・・・・・ここが日本の良いところです。 美しい刃型の刀をつくるのは日本人だけです。磨くといろいろな絵が出てきます。山・雲・稲妻などが見えます。
 「刀」、「焼物」(床の間がないと置くところが無い)、曼荼羅、これらは根本的には同じ意味をもっており、自然、生きて行く知恵を示しています。
 生きる意味や、日本人としての拠って立つべきこころについてのお話をすべて日本語で講演されました。お寄せいただいた感想のなかには、 私たちの文化、歴史、作品の意味などを英国人のハリス氏から日本語で聞かされることの不思議さや、おもしろさ、 視点の広さなどへの感嘆のことばがありました。また人間と自然とのかかわりが、人間の美意識をつくる、 何か美しさを感じようとするこころを形作るのでは、などの感想もありました。

 約120名の方々と講演を共有することができましたことをご報告いたします。そして、この機会が日本を、自分たちをより受け入れ、 前に進むための第一歩となることを講師ともどもこころより祈っております。


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フッタ

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