夏のワークショップのご報告
去る9月15日(木)~16日(金)、1泊2日でカウンセリング研究所主催『夏のワークショップ』が、かんぽの宿大洗で開催されました。
学生3名・一般の方4名の計7名の参加者と、
ファシリテーターの鈴木研二氏と北川恭子氏とともに、
印象に残っている夢や体験などを、ゆったりした時間のなか自由に話し合いながら、心の交流を深めました。
夏のワークショップご案内記事
参加者の感想
◇ごめんね、かっちゃん~自分への詫び状~◇ (梅原勝彦さん)
私は、カウンセリング研究所主催のワークショップに初めて参加した。カウンセリングや人の心に興味を持っている私にとって、参加することへのためらいはさほど無く、参加決定の朗報が届いた際には、非常に嬉しかった。
ワークショップでの2日間は、実に満たされた時間だった。 食事は美味いし、景色も文句なし。セッションもかなり濃密なもので、参加したことは大正解であったと思う。
様々な方と知り合えたことも、収穫の1つだった。 立場も年齢も考え方も違う8人の方々と出会い、言葉を交わし、同じ時を過ごせたことは、私の人生にとって非常に意義のあることであったと思う。特に私は、ある1人の方と出会えたことに感謝している。
その方は、とある問題で人生の長い時間を随分と苦しんで来られた方であった。 その「とある問題」は、現在(将来)の私に関する悩みと全く同じものであった。 私は、自身が抱えている問題に関して、ずっと理解してくれる人を探し求めていた。孤独だった。重みのない言葉や同情などは、むしろ有り難迷惑でさえあった。しかし、その方は全く私と一緒だった。(少なくとも、抱えている課題に関しては。) 私は初めて、自身の苦しみを心から理解してくれる方と出会えた。その方と、さしで多くを語りあうことはさほどしなかったが、酌み交わした酒は、うまかった。
さて、そんな中で私は、今回のセッションを通して、私自身が暴走していたことに気付かされた。 私は、ここ数カ月、酷い肩凝りや眼精疲労に悩まされていた。特に夏季休業中は症状が酷く、「そろそろ限界だな」という意識があった。しかし、止まれなかった。止まり方が分からなかったのだ。「このままではうつ病になる」であろうことは分かっていた。しかし、動き続けざるを得ない自分がいたのである。
そんな状態を「解離」と呼び、現在の私は、大人の部分を表す「頭」と、子どもを表す「身体」が分離している状態であるということに直面させられた。正直、大学の心理学系講義で「解離」に関して学んではいたのだが、まさか自分がそうであったとは夢にも思わなかった。どうやら私は、内なる子どもの自分(インナーチャイルドとも言う)の泣き叫ぶ声が、全く聴こえていなかったらしい。 「子どもは、私の人生に必要であると確信している」私が、内なる子どもの存在に全く気が付かなかったというのは、何とも皮肉である。
ワークショップから帰ってきた日の夜、私の内なる子どもは大暴れをして、私を困らせた。辛かった思い、伝わらない悔しさが、一気に爆発したのだと思う。これからは、内なる子どもの声に耳を傾けながら、肩の力を抜いて生きて行こうと思う。 今までごめんね、かっちゃん。これからはゆっくり歩いて行こうね。 四葉のクローバーでも探しながら…。
うめはら かつひこ (生活科学部3年) |