インタビュー
男性だって大丈夫!子どもと仲よくなっています

サトウさん 児童教育学科 幼児保育専攻3年
私の母の実家は幼稚園。子どもの頃から跡を継ぐつもりでした。ICを選んだのは、幼保一元化の流れの中、幼稚園教諭一種免許と保育士資
格の両方が取れることが魅力的だったためです。
入学して感じるのは、ICでは実習やボランティアなど、実際に子どもと接する機会が多いこと。さまざまな子どもたちと少しでも楽しい時
間を過ごすために、遊び方や接し方を工夫します。子どもの笑顔が見たくて、つい工夫を凝らし過ぎてしまい、逆に失敗したこともありました。子どもの反応に注意しつつ、ちょうどよく工夫するコツを学べました。
もっとも、実習では悩んだことも。男性の私よりも女性の実習生の方が子どもと上手に仲よくなれるような気がして、「自分には向いていな
いのかもしれない」と思いました。悩みを打ち消すことができたのは、男性として長い間幼稚園で教員をしてこられた飛田隆先生に相談し、声かけの方法やタイミングなどについてアドバイスをいただいたからです。その後の実習で実践してみると、子どもとのコミュニケーションが前よりずっとうまくいきました。このように親身に相談に乗ってくださる先生に出会えたことも、ICを選んでよかったと思うことの一つです。
実習とは違う立場で子どもとふれあえるゼミ
幼児保育演習

- 中島:
- 私のゼミでは、児童虐待や障がい児への対応など、保育現場が抱えるさまざまな問題を扱います。3年次に各自が興味のあるテーマをいくつか見つけ、4年次はその中からテーマを一つに絞り、さらに研究を進めるという流れです。最終的には研究レポートとしてまとめてもらいます。
- ミムラ:
- 私の研究は、自閉症児について。実習で自閉症児とはじめて接した時、うまくコミュニケーションがとれませんでした。将来、保育士になった時、彼らと接する機会も少なくないはず。そこで、ゼミの研究テーマに選んだんです。保育士としてどう向き合うべきかを研究しています。
- 中島:
- 研究テーマが決まったら、ゼミ生は研究の途中で定期的に発表。発表を聞いたゼミ生からは、「インタビューでこういうことを聞いた方がいい」「研究内容が本来のテーマからずれているのでは」といった意見やアドバイスが出され、ゼミ生同士のディスカッションが白熱します。
- ミムラ:
- ほかのゼミ生の発表を聞くのは、自分の研究を進めるうえでも参考になりますね。それぞれの研究対象は違っても、「保育」や「障がい」というテーマはゼミ生全員に共通していますし、大人の自閉症についての研究など、私のテーマに非常に近い研究もありますから。
- 中島:
- ゼミ生は、研究内容以外に、自分の近況についてもみんなに報告。それがうちのゼミの恒例です(笑)
- ミムラ:
- 4年次になると、ゼミの仲間とはゼミでしか会えないことが多いんです。単位はだいたい3年次までに取り終えているので、4年次は大学に来る機会自体少なくなりますから。だからゼミは、研究以外にも、卒業後の進路や就職活動の悩みについてもみんなに相談できる貴重な場です。
- 中島:
- 自治体の施設などでの保育ボランティアに参加するのも、うちのゼミの4年次の特徴。ゼミ生に、授業での実習とは違う立場で子ど もと接する機会をつくるためです。
- ミムラ:
- 授業の実習では、実習生としての役割を気にして、緊張してしまうことも。その点、ゼミのボランティア活動では、自然体で子どもとふれあえます。私の夢は、障がいの有無にかかわらず、全ての子どもたちがともに過ごせるような保育の環境をつくることですが、その実現に、ゼミでの研究や経験はきっと役立つと思います。