2010年度第2回IC英語教員ネットワーク研修会のご報告

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2010年度第2回IC英語教員ネットワーク研修会のご報告

当日の様子さる2010年6月26日、「IC英語教員ネットワーク」主催の研修会が開催されました。今回は、2010年度予定されている研修会のうちの第2回目で、小・中学校の先生方や卒業生の方、学生の皆さんが多数ご参加下さいました。
講師は本学現代英語学科の髙橋教雄教授で、内容は「英語コンテストに向けた指導#2-高校生発音の部」でした。この会では、10月29日(金)に予定されている「IC英語コンテスト」の「高校生発音の部」の課題となっている有名人の名句、聖書からの引用、マザーグースの唄を英語らしく発音するコツおよび生徒への指導の仕方が説明されました。その概要は以下のとおりです。


◆何故英語コンテストに「発音の部」があるのか
言語において音声言語が一義的なものである。音声言語を大切にし、効果的に発する習慣を身につけることは、外国語学習においてきわめて重要な意味を持つ。
◆「英語らしさ」とは何か
「英語らしさ」を説明しようとすると、そこから除外される要素が出てくる。言葉で明示しにくい微妙な部分を含めて「らしさ」を感じ取り、それに一歩でも近づこうとすることが大切である。
◆リズムの大切さ
日本語の高低アクセントに対し、英語は強弱アクセントが基本である。日本人学習者には高低アクセントを英語に持ちこんでしまう傾向が多く見られ、「不自然な」印象を与える場合がある。英語には、低いトーンでも強く発音する場合があることを確認しておく必要がある。
◆語強勢と文強勢
語レベルでは、ゲルマン諸語では意味の中核を成す語幹に強勢が置かれる。ロマンス諸語からの借用語では、最後の音節、最後から2番目の音節、あるいは最後から3番目の音節に強勢がおかれる。
文中では、意味上重要な語を強く、長めに、明確に発音する。また、文中で対比されている箇所も同様に強く、長めに、明確に発音する。
◆語末の/n/について
語末に/n/が出てくる際、日本語母語話者は/ ン/ と発音するケースが非常に多い。日本語の場合、「あぽ」(/m/)、「あた」(/n/)、「あこ」(/ŋ/)、「あ」(英語には無い鼻母音)のように後続の音によって「ん」の発音は異なるにもかかわらず、その実態を意識していないため、英語の末尾の/n/に対してすべて「あ」における鼻母音を使用しがちである。


ポイントは、ことばで何かを伝えようとするとき最も大切なことは、「伝えたいメッセージが相手に正確に伝わること」である。そのためには、個々の母音や子音の発音に過度にとらわれず、強勢、音の長さ、ポーズを含む「英語らしさ」を念頭に練習すると良い。そのことが結果的に単語を覚えやすくしてくれるという効果もある。


◇ 今 後 の 予 定 ◇
 7月31日(土)  英語コンテストに向けた指導#3「暗唱の部」
   場所:大学5号館1F 5101教室
   時間:15:00~16:30
   講師:髙橋 教雄 教授
 8月21日(土)

 「子どもたちのつまずきに学ぶ英語教育のHow to」(仮題)

 10月23日(土)  「小学校の英語教育に関する実践的課題や問題」(仮題)
 11月27日(土)

 「小学校英語活動:実践#1」

 12月25日(土)

 「小学校英語活動:実践#2」




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