「日中英語教育研究会2010」が開催されました
2月27日(土)、現代英語学科主催、「IC英語教員ネットワーク:IC-NET」後援により、2010年度「日中英語教育研究会」が開催されました。
第一部として、清宮倫子現代英語学科教授が「英語教育における文学の位置と意味」について講演しました。日本の英語教育の歴史と文学の位置について概観した後、現代の英語教育の実学志向により、文学関連科目の設置割合が少なくなってしまっているが、その存在意義は大きいことを強調されました。
第二部として、天津師範大学から招聘した周喜 (ZHOU, Xi) 講師が、「A Corpus-based Study on Vocabulary Frequency and Degree of Difficulty in Chinese and Japanese English Language Textbooks」についての研究結果を発表しました。中国の中学校と高等学校で使用されている教科書のページ数が日本の教科書の3倍以上もあり、使用語彙数と難易度も高いことがわかりました。次に、ハリス アイヴス現代英語学科教授が、「Cultural Values as Transmitted in Japanese and Chinese English Language Texts」についての研究結果を発表しました。中国の教科書と日本の教科書で扱われているトピックの違いや、使われているイラストの違いから受ける英語教育のイメージについても分析しました。
第三部として、東海林宏司現代英語学科教授コーディネートのもと、「英語教育制度と教科書との関係について-中国と日本の場合-」について、天津師範大学周喜講師と3名の現代英語学科教員 (ハリス アイヴス、レパヴー マリ、ヨシバ ディビッド)がパネルディスカッションしました。
今後も、現代英語学科およびIC-Netは、地域の英語教育の活性化に寄与するために、さまざまな情報を発信し、参加型のイベントを開催して行く所存ですので、みなさまからのご意見とご参加をお待ちしております。