国際理解センター長よりメッセージ
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| 国際理解センター長 上野 尚美 |
国際理解センター長に就任する前の約7か月間は、海外研修でハワイ大学に滞在していました。キャンパスにはたくさんの留学生がおり、片言の英語で一生懸命に話そうとしている姿も多く見られました。そうしたキャンパスにいると、留学生たちは、「間違った英語を話すのが恥ずかしい」という気持ちよりも、「どうしたら意思疎通がうまくできるのか」、というコミュニケーションの重要性を強く感じているように思えました。
今や英語を使う人は、英語のネイティブスピーカーよりもノンネイティブスピーカーの方がずっと多いのです。みなさんのこれまでの英語学習の目的は、大学受験に合格する為だったかもしれません。しかし、その目的だけで英語を勉強すると、受信する力はある程度ついても、発信する力がつきにくいのです。これからは、異文化間コミュニケーションのために、国際理解のために、母国語以外の言語をぜひ学習してください。そして、海外の人々に日本について正しく理解してもらうために、発信力をつけてほしいと思います。本学は、10か国、13大学と提携を結んでいますので、みなさんが海外に出る為のプログラムはたくさん用意されています。海外語学研修、海外文化研修、異文化体験、セメスター留学、ダブル・セメスター留学(大学院)、交換留学制度の中から、きっとみなさんの希望に沿うプログラムが見つかることでしょう。また、海外に出かけなくても、バディとして、同じキャンパスで学んでいる留学生と友達になって、彼らの日本での生活や学習がスムーズに行くように、サポートしてあげてください。さらに、ホストファミリーとして、ご家庭で留学生を受け入れていただくことでも、異文化間コミュニケーションや国際理解を深めることができます。
異文化間コミュニケーション、国際理解、国際交流と一口に言っても、一朝一夕に実現できるわけでもありませんし、楽しいことばかりとも限りません。時には不快な思いや誤解が生じることもあるでしょう。誰しもが自国の文化を基準に考えるからです。ぜひ本学の留学プログラムやバディに参加して、冷静な目で国内外から日本を見てください。日本について発信してください。その過程で、自国の文化に無知な自分、現在の自分の本当の姿、将来あるべき自分の姿も見えてくるかもしれません。国際理解センターは、そのいずれの場合でも、みなさんをサポートして行きたいと思っています。
