緑のチャペル
さわやかな朝、 鳥のさえずりと共に聞こえてくる
       讃美歌の音色、 聖書の言葉・・・。
              ここはまるで、 学園全体が 「緑のチャペル」。
毎朝の放送礼拝で語られたメッセージです。どうぞ、お読みください。
日本基督教団讃美歌委員会著作物使用許諾 第3726号

message:  歩みを照らす灯(ともしび) 

「あなたの御言葉は、私の道の光
 わたしの歩みを照らす灯(ともしび)」
(旧約964ページ 詩篇 119篇 105節)


さて、いよいよ新学年がスタートしました。

そして新入生の皆さんにとっては、
「まったく新しい世界」である「高校生活」がスタートしました。

2年生、3年生の心の中には、気分一新、

「よ~し、今年は勉強、がんばるぞ~!」

という「燃える気持ち」と共に、

「新しい1年、どうなるかな~?」
「大丈夫かな~?」

・・・という「不安の気持ち」も、ちょっと混ざっているかもしれません。

いえいえ、多かれ少なかれ、だれの心にも
「不安の気持ち」はあるものです。

そして新入生の皆さんは、もちろん今、
「不安の気持ち」でドキドキだと思います。


さて、人は「不安の心」が強くなると、三つの傾向を持ちます。

まず、一番目・・・
「殻」をつくって、こもってしまう・・・。

本当は、もっとのびのびしているのに、
なにか「ひっこみじあんオーラ」を出してしまう・・・。

最初はそういうものですよね・・・。

そこで、大切なことは
みんなで協力して、
「あたたかくて安心できる雰囲気」をクラスのなかに作り出して、
それぞれが持っている
「生き生きとした、その人ならではの良さ」を
ゆっくりでいいですから、出せるようにする・・・ということ。

そして二番目・・・。
人は「不安の心」が強くなると、
「ちょっとした」ことでも、「オーバー」に感じてしまう・・・。

たとえば授業中にペンを一本落としてしまいました・・・。

カランコロン・・・♪

そのとき!

「あ! みんな、どう思ったかな~?」
と心配になってしまう・・・。

「不安の心」が強いと、そんな「過剰反応」をしてしまいますよね。

そのため、ただ生活しているだけなのに、
とっても疲れてしまいます。

そんな「過剰反応」をみんなが持っているときは、
先にも言いましたけど、「あたたかで安心できるクラスの雰囲気」を
みんなで作り出すことが大切です。

そして三番目・・・。
人は「不安の心」が強くなると、
自分を守るために、攻撃的になる・・・。

本当は、そんな言葉は使わない人なのに、
ついつい「きつい言葉」を使ってしまった・・・。

それは自分を守ろうとしてしまって・・・。

そういうことが起こりがちです。

「きつい言葉」を使って、人に嫌な思いをさせてしまうと、
なにより、その人自身が、後味(あとあじ)が悪いですよね。

あとから振り返って、「ああ、言わなければよかった・・・」
と後悔したりします。

「不安の心」が強いと、
つい身を守るために「攻撃的」になってしまう・・・。

気をつけたいものです。

さあ、今日の聖書の言葉・・・。

「あなたの御言葉は、私の道の光
 わたしの歩みを照らす灯(ともしび)」

「不安」なときとは、ちょうど「暗い道」を歩くようなもの・・・。

「何が出てくるのだろう・・・」と、ドキドキして、
「普段の自分」とは違う自分になりがち・・・。

でも、そんな「暗い道」を歩くようなときでも、
聖書の言葉は、足もとを照らし、
次の一歩を教えてくれますよ・・・というのです。

聖書は語ります。

「恐れるな。心配しないでいい!」

「明日のことまで思い悩むな!」

「あなたは守られている!」

「苦しいことがあっても、その先に未来が待ってるよ!」

そんな「励まし」を、聖書は私たちに語り、
歩みを照らしてくれる・・・。

毎朝、短い時間ですが、聖書の言葉に耳を傾け、
心に「安心」をもらって、
一歩一歩、あせらずに歩みを進めてまいりましょう。

(2012.4.9)


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※ 日本聖書協会『聖書 新共同訳』  より引用
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